がんばれ！がんばれ！ぼくらのゴジラ「ムービーモンスターシリーズＥＸ　ゴジラ１９６８」

バンダイからゴジラのソフビ「ムービーモンスターＥＸシリーズ　ゴジラ１９６８」が発売されました。
ウルトラ怪獣のソフビが５００円になっている今、このソフビは１６００円するのにサイズ的には昔の８００円のレギュラーソフビくらいのサイズしかなくて非常に割高感が否めません。ほぼ以前の倍になった感覚です。昨年末にハリウッド版「ゴジラ」の公開に合わせて、ムービーモンスターシリーズでそのゴジラとムートーが発売されたのはわかります。しかし、なぜ今のタイミングでこんなの出すんでしょうね。誰が望んでるんだろう。しかもわからないのがラインナップ。


他の４つはこれです。メカゴジラは今も人気のある初代ですが、キングギドラは平成ギドラですし、キングシーサーっていうのはマイナーすぎませんか。そしてなぜにレインボーモスラ？！普通のモスラでいいじゃん。ほんと真面目に売ろうとしてるとは思えません。昔ちょっと噂に聞いたのですが、独占版権を維持しようと思ったら一定期間内になにかしら商品を出さなければならなくて、それでバンダイは食玩でなにかしらゴジラのものを出しているとか・・・そんなからみでもあるんでしょうかね。
ゴジラにしても昔から人気のある初代とかモスゴジ、キンゴジあるいは最近で人気のある平成ゴジラ、ミレゴジとかではなく、「ゴジラ１９６８」ということはいわゆる”総進撃ゴジラ”ですね。


思えば私が子供の頃初めて劇場で見たゴジラは初代でもなく、モスゴジやキンゴジでもなくこの「怪獣総進撃」に登場したゴジラでした。当時のスタンダードなゴジラはこんな感じだと思ってました。実際「怪獣総進撃」は１０体の地球怪獣がキングギドラを迎えうつという究極のエンターテイメント作品で、ほんとうにワクワクしたものです。実際、海外のいろんな映画監督に一番影響を与えたのはこの「Destroy of all Monsters]らしいですから。
まあ、しかし大きくなるに連れ子供だましとは言いませんが吹き出しで会話をする完全に人間の味方になった当時のゴジラより、素晴らしい特撮映像で敵怪獣とタイマン張るキンゴジやモスゴジの方に魅力を感じていきました。
そして、平成になり（厳密には少し前ですが）復活したゴジラは頭が小さくかっこいいプロポーションになっていました。だから今でも私はスーツ的にはキンゴジとビオゴジが大好きで、次いでモスゴジそしてミレゴジが好きです。いくら小さいころの思い出があってもやっぱこの総進撃ゴジラはそんなに好きにはなれませんわ。
ほんと今回なぜゴジラの代表としてこのゴジラを選んだのか不思議でなりません・・・無難なところで平成ゴジラ、マニアックにはモスゴジ、初代ゴジラでよかったんじゃないかと。
まあ、これまで真面目に立体化されたことがないので買いましたけどね。