早見和真「イノセント・デイズ」読了。
2008年の作家デビュー以降、主に若者向けの小説を発表してきた作家の最新作は、放火殺人によって死刑判決を受けた女性囚を主人公としたサスペンス長編。
放火によって奪われたのは、元恋人の妻とまだ一歳の双子の命。
確定死刑囚・田中幸乃の人生は、「不運」と「悪意」が支配していた。「暴力」と「裏切り」も加勢する。
しかし一人の男だけが、味方であり続ける...。
読み手の先入観を粉砕する、かなり衝撃的な内容の長編
最後まで一気読みでした
今晩は、梅田のライブハウス「ビルボードライブ大阪」にて、ベテランフュージョン・ジャズギタリストのアラン・ホールズワースのライブ。
エドワード・ヴァン・ヘイレンが'最も大きな影響を受けたロックギタリストの一人として名を挙げ、musician's musicianとして多くのギタリストからリスペクトされている、アラン・ホールズワースですが、なんとこのツアーが「引退ツアー」
ベースは、イエロー・ジャケットのオリジナルベーシストのジミー・ハスリップ、ドラマーはアランの盟友、ゲイリー・ハズバンド。
左手のテクニックを多様した流麗なレガート・プレイで知られるアラン・ホールズワースですが、今日のライブでもそのスーパー・テクニックを惜しみなく披露
とても「引退ツアー」とは思えない充実したプレイを見せてくれました
彼の引退は本当に残念ですが、その引退ツアーを観ることができて本当にラッキーでした
シネ・リーブル神戸にてイタリア映画「ローマの教室で 〜我らの佳き日々〜」を鑑賞。
ローマの公立高校を舞台に、教師と生徒の交流を描く映画
「教師の仕事は学校内だけ」という冷静な女性校長、「生徒はみな頭がからっぽ」と嘆く情熱を失った老教師、「生徒にやる気を起こさせる」と情熱に燃える補助教員。
タイプも経験もまったく異なる3人の教師がそれぞれ2学期に関わることになる生徒は、みなちょっとした問題を抱えていた...
特に大きな盛り上がりがあるわけでもありませんが、なかなか味わい深い映画(イタリア映画らしい
)
鑑賞後はほろ苦くも暖かい気持ちになれます
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