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2013年04月23日07:46

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経済ネタ(円安の効果、B787、農業とTPP・他

 溜池通信4/17「円安は輸出産業よりも海外に資産を持つ企業にプラス」。http://tameike.net/comments.htm#new

 →まぁそうね。だから輸出業以外からも円安を望む声がある。でもそれって多数の社員(ブルーカラーなど)は不要な業績。なので、円安は雇用増や多数社員の賃上げには直接的には結びつかない。




 18日毎日。月刊誌「農業経営者」の副編集長の「発言」。
・食品産業の輸出を増やすためにも、基本食材の輸入自由化・関税低減をすべき。
・TPPで小麦農家は壊滅すると言うが、現状、小麦農家の収入は商品代金2割、補助金8割。なので、全農家が小麦を止めるとは考えられない。
・外国から安くて美味しいバターが入れば、マーガリンのシェアが減り、その材料である米国産トウモロコシの輸入が減る。今は米国を優遇しているだけ。差引の影響は小さい。




 19日各紙。2012年度の貿易統計(速報値)が発表。赤字が8兆1698億円と過去最大に。

 朝日。円安でも生産拠点の多くが海外移転しているので、輸出が伸びない。輸出だけ見れば前年度比2.1%減。

 毎日。対米輸出は昨年度伸びたものの、中国やEU向け輸出減が響いた。

 読売。3月期の輸出は、前年同月比で1.1%の増。2ヶ月ぶりにプラスとなった。

 19日毎日・産経。トヨタ、米でレクサスを生産する。2015年から年5万台。

→ 一旦海外移転してしまった工場は、すぐには日本に戻れない、ということ。

 また、日本の労働者は一度雇うと、不景気になった場合でも簡単にはクビを切れないし。なので、好景気になった場合、円安でドルベースの日本人の賃金が多少安くなっていても、増えるのは海外工場での雇用。

 ただ円安が輸出増にまったく効果がないワケではない(ので3月期は増えた)。効果が、世間が期待するほど大きくはない、というだけ。




 20日読売。日本のTPP交渉参加、最後に残ったカナダも合意し、既参加11カ国全てが合意。これにより日本は7月から交渉合流する。




 20日各紙夕刊。米当局はB787の運行を、新バッテリィ交換など改修の上、認めると発表した。ただし発煙事故の原因は不明のまま。JALやANAでの実際の運航は、6月1日以降となる見込み。

→ トラブルの原因が分かってないのに、怖くて乗れないよー。経済性を優先し過ぎでは?アメリカさん。
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