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2012年07月10日11:57

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脊髄小脳変性症 − 1970年〜1982年

昨年の10月12日の日記で、僕の病気について、ダイジェスト的にお話しました。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1784653505&owner_id=37979390

もう少し細かくお話してみたいと思います。

脊髄小脳変性症には、色々なタイプがありますが、
僕の知る限り多くの患者さんは、 知らぬ間に発病していて、
「気のせいかな?」
と思うような症状が徐々に悪化しています。

ある日突然、体の具合が悪くなったと話してくれた人は、数人しか知りません。
多くの人は、ある日突然、倒れたり・血を吐いたり・障害者になるわけではないのです。
もっとも、他の病気でも発病して密かに悪化するものもありますが、
その場合でも、症状はある日突然顕在化するようです。

脊髄小脳変性症は、症状そのものが、ゆっくりと悪化する場合が多いようです。
僕の場合もそうでした。

1970年から1082年の話です。
小学校・中学校・高校の話です。

今にして思えば、小学校の頃から運動が苦手でした。
走るのは遅いし、跳び箱は飛べないし、鉄棒も出来ないし・・・・・。
もしかすると、小学生の時期に既に脊髄小脳変性症を発病していたのかも知れません。

その時期は日常生活には支障が無いものの、
「運動するには不十分」という症状だったのかも知れません。
走るには、足を交互にすばやく前に出す必要があります。
その動作が上手く出来ませんでした。
それで、走るのが遅かったのかも知れません。

歩くだけなら、足をゆっくり動かせば良いので、不自由は無かったのでしょう。
また、バスケット・ボールのキャッチ、ドリブルや
跳び箱など「体の各部の協調動作・連続動作」も苦手でした。

症状に初めて気が付く「前段階」が、
つまり発病して徐々に悪化して症状に気づく前の段階が、きっとあるはずで、
僕の場合は、その「前段階」が小学校の頃の「運動が苦手」ということだったと思うのです。

「運動が苦手」というのは、結局、25歳の時に、タップダンスを断念するまで続き、
結局、払拭することは出来ませんでした。




【1979年(最初の異変)】に続く
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