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2008年07月27日02:59

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最後に 魔界の地下迷宮

ラスボス、黒騎士を倒した後に語ることはそう多くない。
ピップは無事魔界の門を見つけだし、手に入れてあった魔界の門の鍵でぴっちりと錠をかけた。
キャメロット城では円卓の騎士達がこのことを知り、ピップは騎士叙勲を受けることになった。
マーリンの恩給は復活した。
そして私は再び呼ばれる日まで、元の世界に戻される。

クリア! おめでとう!



さて。感想でも。
いやいや、今回のは死んだ数こそ少なかったけれど、かなり苦しかった。
敵が多くて戦闘ばっかりしてたような印象です。
ダンジョンの中を進むとランダムでモンスターに遭遇するというルールなんだけど、遭遇率が高すぎる。特に深いところ。
遭遇率が高いうえに通路を長くしてあるから、厳しいのなんのって。

あと、元々何かおかしかったセンスが、ここに来て爆発した感じですね。おかしすぎる。あやしすぎる。
ただ何と言いますか、全編通して壊れてるので、おかしいのが普通になってしまうというか。どこまでも続く壊れた展開に普通の選択とか常識的な考えというのがどこかに吹っ飛んでしまうので、ここまで行ってしまうとゲームブックとしてどうなのかと思わないでもない(苦笑)
やっぱり、本編を進んでクリアするのが楽しいゲームというよりも、デッドエンドも含めて馬鹿馬鹿しい展開に笑うのこそがこのシリーズの醍醐味だと思ったですよ。それにしては本編のダンジョン探索部分が本格的なものだから、死にたくなくなって慎重にならざるを得ない。今までの軽めのダンジョン構成の方がこのセンスには合ってる気がします。そのへん次回作に期待でしょうか。ってもうシリーズ終わってるけどねww

今回直接出会わなかった詩的魔神。どうしたのかと思ったら、魔界の地下迷宮に入る前に出会うポイントがありました、
村の中に入るといつもの地下聖堂があって、そこで会うことができたんですね。出会っていたら今回は詩の朗読会のポスターを描かされているところでした。
迷宮内に入ってしまうと死んでも迷宮からやり直しですから、実質ファーストプレイの時に会わずに迷宮入りしてしまうと、もう会うことはありません。

ダンジョンに他にどんな部屋があるのかなと思ってあちこち見てみましたが……
やっぱり、怪しいセンスはどこもかしこも大爆発しておりました。
武装した7人の小人が行進してきたり、タイルを一マスずつ進んでくるボタボタという変なモンスターがいたり。

……そういえば、毒消しが手に入る場所が全然見当たらない。
ゲーム中毒にやられる機会というのが実はけっこうありまして。そこには、どこかで毒消しを手に入れるまでペナルティがある、って書かれているのですよ。にもかかわらず、ダンジョン内で毒消しを手に入れられる機会がまるでない。
これは、毒にやられたら緩慢にやられろということなんでしょうか。入るなりワープするだけの部屋とか、イベントのネタ尽きたんじゃないかという部屋も多かったんで、だったら毒消しを配置しといておくれよと、そう言いたい。

あと、最後にちょっと懺悔を。
持ち物の所有制限、途中から無視してました。あまりにメンドくて。
でも多目に持ってる設定で、戦闘はあくまで不利な状況に設定してたけどね。
ていうかあの所持品数の決定方法はさすがにキツいと思った。ダイス運が悪いと最低で速度4。
速度が4だと戦闘ペナルティを防ぐためには、アイテムを1個しか持つことができないのだ。ンな無茶なww

そんなところですか。
とにかく、今までのブレナンさんのシリーズの中でも最もぶっとんだ作品だったことは間違いありませんー。


このシリーズ、次は「7つの奇怪群島」か。
いつかプレイできる日が来るんだろーか。

ゲームブックプレイ日記まとめ02
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