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2005年12月20日17:05

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専業声優からの転向は難しい

 元々声優という職業は、舞台俳優が副業でラジオドラマや洋画の吹き替えをしたのが始まりといわれています。事実、初期の声優(現在の重鎮)の殆どは、元々顔出しの俳優です。
 その後声優の養成所ができて、今の若手、中堅は、最初から養成所出身の専業声優という方が多いです。

 
 舞台俳優やアイドルが声優に転向するという例は多く、例をあげれば枚挙に暇がありません。しかしその逆、最初からの専業声優が舞台俳優やタレントに転向するという例は殆どありません。
 これは今の声優の大部分が、声優になりたくて声優になったのだから、顔出しの仕事自体しない方が多いことも原因の一つだと考えられます。
 例えば声優兼歌手の林原めぐみさんは、人気声優なので雑誌などでは多くのインタビュー記事などがありますが、基本的に顔出しの仕事を好まず、歌手としてもコンサートは一度も開いたことがなく、さらに舞台経験は全くありません。


 専業声優から俳優への転向は、現時点で山寺宏一さんしか成功していません。山寺さんの俳優デビューは、30代後半になってからとかなり遅い。もっとも元々専業声優なので、現在も俳優、タレント業の傍ら、声優としても活動しています。
 最近では、ハウス「こくまろ」のCMに、本人が出演しています。

 椎名へきるさんは、現在では歌手に転向しており、声優としての活動は全くしていません。


 今ぼくが、専業声優からの転向に成功するかもしれないと注目している方が一人います。
 その方の名前は「横山智佐」。
 21世紀になってから、声優としての活動はめっきり減り、2005年度は「天地無用」など旧作には出演していますが、新作アニメの出演作には、
レギュラー「シュガシュガルーン」
ゲスト「雪の女王」
 くらいです。
 
 けれど舞台俳優としては精力的に活動していて、去年のとびうめ国文祭、数年前のつんくプロデュースの舞台、そして今年暮にも「ミュージカル ギャラクシーエンジェル」に出演しています。
 
 現在では舞台俳優業が主で、声優業は従というイメージがあり、もしかすると近い将来、舞台俳優に転向して、専業声優からの転向に成功した稀有な方になる可能性があります。
 これからも、智佐さんには注目していきます。
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