無言歌は続く

　今日は母の検査の予約日だ　10時から10時半ごろ　9時には家を出たが空いていたね　駐車場も比較的空いていた　コロナの頃の方が混んでいたね　番号が表示されたのは11時過ぎ　毎回こんなものさ　検査は二つ　ゴールデンウィークの頃がいいかなと言ったら　5月1日　午後に二つ　ずいぶん先だな　

　昼に近くの爆弾ハンバーグ屋さんで昼食　母が200グラムの和風ソースハンバーグ　私はシチュー風ハンバーグ　それぞれうまし　ただし暑いね　肉を食べると元気に鳴るとテレビで言っていたので肉を食べた


　帰宅後のんびり　

　柿ばたけに一本　まだ未剪定の木があるので　それを切りに行く　その後無くしたと思われる剪定バサミを探したが見つからず　耕耘すればどこからか出てくるかな


　お茶に大相撲


　夕飯は筍ごはん　うまいね　一回目は二食分で終了　明日の夜にまた作る予定　焼売一人ひとつにサラダ　白湯　たくあん



　今宵一枚目の音楽は　J.S.バッハ: フランス組曲　全曲


　　CD 1
　1- 6 組曲 変ホ長調 BWV819 [15:21]
　Suite in E flat major, BWV819

　7 アルマンド BWV819a [4:17]
　Allemande BWV819a

　8-13 組曲 イ短調 BWV818a [13:55]
　Suite in A minor, BWV818a

　14-19 組曲 第1番 ニ短調 BWV812 [17:08]
　Suite No.1 in D minor, BWV812

　20-26 組曲 第2番 ハ短調 BWV813 [16:30]
　Suite No.2 in C minor, BWV813

　　CD 2
　1- 7 組曲 第3番 ロ短調 BWV814 [16:44]
　Suite No.3 in B minor, BWV814

　8-14 組曲 第4番 変ホ長調 BWV815 [11:21]
　Suite No.4 in E flat major, BWV815

　15-21 組曲 第5番 ト長調 BWV816 [18:39]
　Suite No.5 in G major, BWV816

　22-29 第6番 ホ長調 BWV817 [16:42]
　Suite No.6 in F major, BWV817

　クリストファー・ホグウッド(チェンバロ)
　Christopher Hogwood, harpsichord

　録音:1983年10月29日-11月2日 パリ音楽院


　バッハの「フランス組曲（BWV 812 - 817）」の名前の由来は　はっきりしていないといふ　 最初のバッハ伝の作者ヨハン・ニコラウス・フォルケルは「通常フランス組曲と呼ばれるのは　フランス趣味で書かれているからである　 作曲家は　 その目的という点では　他の組曲と比べて　教えるというよりも　ほとんどは愛らしい　際だった旋律の使用を心がけている」と述べている　と云ふ　おそらくはバッハの生存中から　通称として用いられていたもので　6曲の「パルティータ」や「イギリス組曲」のように前奏曲を持たずに　小規模な組曲を　そのように呼んでいたのであろうと思われる　

　なお　数年前に　フランス組曲　といふ映画があって　なかなかよかったね　2016年ごろかな　


　さて　午後柿ばたけで空を見上げていたら　東の空に白いツキがぽっかり浮かんでいたね　月齢で言えば8.7 ちょうど一週間後が満月だ　

　「まどかなる月のもとにて眠りませ」
　こんな俳句ともつかないものが口から出た
　その夜は明月であった

　野上弥生子の小説の中のごく一部　いい文章なので覚えている　ご近所で野上弥生子と同じく白寿で亡くなった人がいて　長生きはするもんだなとつくづく

　単に路傍の草花の花をいくつか知っているだけでも　われわれの生活は豊かなものになるだろう

　私は子供の頃から花を見るのが好きで　うららかな春の日差しにふくらみ始めた蕾を見つけると　まるで子供のように心が躍る　人間が生きられるのは地球がちょうど適当な熱を太陽から受けるからに過ぎないが　最近は度を越して暑い日があるな


　海外ミステリーを病院の待合室で読んでいたらこんな単語が　右顧左眄　久しく使わんな　この言葉は　「左眄右顧」ともいう　珍しくひっくり返しても意味が同じ言葉だ