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2024年02月08日17:38

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うどん列伝☆ファイル409 米粉うどんのヴィーガンコース。

今日もいい天気。
庵治半島の南東根元辺りまで車を走らせます。
目的は、いりこも小麦粉も使わない、讃岐うどんの常識すら覆してしまうプラントベース&グルテンフリーのうどんを提供するお店。2023年12月18日にOPENしているとの事で向かうとします。

着いた砂利の駐車場の先に・・・
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志度湾を望む風光明媚な海辺を背景に、ひときわ目を引くモダンな建物が出現!
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店名は「by age 18(バイ・エイジ・エイティーン)」。
由来は、かのアインシュタインが従来の常識に囚われることの馬鹿馬鹿しさを説いた名言「Commonsense is the collection of prejudices acquired by age 18.(常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない)」という文言にちなむそうです。
“うどんは小麦粉でつくるもの。その出汁は、いりこやカツオから取るもの。
それもやっぱり、今そこにある現実にすぎない。
香川には、うどんへの愛が溢れている。
きっと、この地なら新しい概念から生まれたうどんを受け入れる土壌があるはずだ。”
との思いからのOPENなんて嬉しいですね!
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二階にあるレストランスペースに上がると案内されたのは海が一望できるカウンター席。木の机が温かみがあります。ドングリの木のオブジェもいいですね!
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注文はランチコースA・山の幸の天ぷらうどん(2200円税込)にします。
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フレンチのコースばりに、まずは、「始まりのスープ」。
梅の風味の出汁スープで旨味がしっかりあります。
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次に「さぬきの八寸」。
ワンプレートに盛られた、まんばのけんちゃん、瀬戸内天日干し昆布の和三盆掛け、干しエノキの菊花和え、瀬戸内海苔のおこわ最中、里芋の苔玉盆栽仕立て、こんにゃくの白和え、瀬戸内ひじき、復活大野豆など怯むほどに彩りよく上品なこと!特に手前の「里芋の苔玉盆栽仕立て」がお洒落ですね〜!
精進料理よろしく地産地消を大切に丁寧に料理された郷土料理の数々に感激です。
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メインの米粉うどんにプラントベース(干し椎茸と昆布?)の出汁で作った、かけうどんに米粉で揚げた山の幸の天ぷら。
米粉を使った衣らしいけど油もマイルドな感じで、サクサク軽く揚がってて、めっちゃ美味しい〜。藻塩を付けて食べると癖になりますね!
うどん麺はノーマルのものとは違うけど思った以上にしっかりとした麺で米粉特有のモチっと感もありました。
薬味のネギとおろし生姜を入れてあっさり食べるのもいいですが、天ぷらを数種うどんにのせていただくと天ぷらの油分がかけ出汁に混ざってこれも美味しかったです。
しっかり出汁が効いているので満腹感もありました。
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一階の雑貨コーナーはこんな感じ!
そんなこんなで、小麦アレルギーやヴィーガンなどで讃岐うどんを食べることができなかった人にも食べられるうどんから始まり、それをきっかけに香川県でも地産地消の食材を使った無化調で健康的な食文化が広がればと、このお店を起爆剤にと期待値が高まる今回の令和的讃岐うどん店でした。
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ちなみに同じ敷地内に「みどりのきまぐれ茶屋」という古民家カフェがあるのですが、ずっと休業中のようでした。
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