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2023年10月03日22:02

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マツスタ観戦レポート(10/1 対阪神戦)

というコトで、今季最終戦にしてまだ観戦してなかった阪神戦および一岡投手の引退となったので最後の勇姿を見届けてきました。
試合内容はまぁ、なんていうかかなりヒドいもので、新井監督も執念は燃やすも打つ手打つ手裏目が続いてツキにも恵まれずといった感じですが、阪神と比べて地力の差を改めて見せつけられてしまった形でしょうかね。
…まぁそれでも一年目の締めくくりとしてはアリかもしれません、と自分に納得させてます(´Д`)。
ちなみに、せっかくなのでフォト集も作る予定ですが後日。

・真・絶好の野球日和。
今期の最終戦は午前2時開始のデーゲームで、天気は時々曇り空にはなるものの概ね晴れ。
しかも、10月に入り34℃くらいあった先月と比べてさすがに秋らしい天候に近付いて気温は29℃と、体感的には随分と快適にな気候になってました。
まぁ10月でまだ30℃近いのもってのはあるけど、本当の野球日和ってのはこういうのを言うんだよなって感じで、コンディションとしては最高に近いかと。

・最終戦はサニクリーンスポンサードゲーム。
本日の球場内イベントは、株式会社サニクリーン中国のスポンサードゲームのみ。
まぁ最終戦としてはちょっと寂しいけど、元々雨天中止になった振替ゲームだからこんなもんというか。
ってコトで、スロープを上がったプロムナード入場口付近では、例によって選手パネルが設置されて撮影スポットが設置され、入り口では粗品の台所用のスポンジが貰えて、またライトのイベント広場ではマスコットキャラのどろことそうじろうとの撮影会やらパットゴルフのゲームコーナーが催されてました。

・下剋上Tシャツ。
先週にCS出場が決まってから、グッズショップでは昨日からCSに向けた下剋上フェイルタオル(1枚1500円)が販売されていて、入り口近くにあるコンコースのショップでは売り切れ入荷待ちとなかなかの人気な模様。
でも結局、別のショップ行ったらまだあったので1枚買っときました。

・ラテアートは諦めたものの、最後は一岡の竜田揚げをダブルで。
引退試合の日のお約束といえば、その選手プロデュースメニューが一日限りの復活ですが、今回もスタジアムカフェでの一岡のラテアートと、過去にプロデュースしたメニュー二品、竜司の蒲刈藻塩が決めての竜田揚げと、今年は明太ソース!竜司の竜田揚げver2が販売されていて、ラテアートはちょっと時間かかりそうな上に凄い行列が出来ていたのでパスして、一岡プロデュースメニューは実はまだ食べてなかったのもあって、ダブル竜田揚げの方を混まないうちに確保しておくことに。

あとは、いつものコンビニで買ったおむすび(奇しくも海苔が九州産)と、前回に続いて真夏のhorrornightメニューで気になっていた注射器付きノンアルカクテルのバタフライピーティーを。
なんかちょっと飲み物が悪趣味だけどまぁいいか(´Д`)。

んで、早速並べていただいてみましたが……まず、蒲刈藻塩が決めての竜田揚げうめぇ!!
ver1の方は竜田揚げに藻塩のたれとネギがトッピングされている一品なんですが、藻塩ならではのまろやかな塩加減が鶏肉にも絶妙にマッチしていて、選手への忖度とか抜きでマジ美味い。
実は、この藻塩だれの竜田揚げは販売年は売上1位だったそうだけど、これは分かる。今までマツダスタジアムで食ったサイドメニュー系でもトップレベルというか、球場メシの領域を超えかけてる感じで、これっきりなのが惜しすぎる。

Ver2の方はもっとシンプルに明太ソースのみがかかってる一品ですが、これもなかなか。どちらも竜田揚げ自体は濃い味は付いてないので、ソースの個性がしっかり強調されているのが好印象かなと。この辺のどっちつかずにはしないのも一岡の性格を表してるんでしょーかってのはこじ付けとして。

そして合わせた奇抜な飲みものですが、まず青だか紫だかの液体に味変用のシロップが入った注射器と、ガムシロップも付いた味が想像しにくい一品なんですが、まずそのまま一口飲んだら殆ど味が付いてない(´Д`)。
続けて注射器から液体を注入すると、少しだけ色がグレープっぽくなったものの、味は柑橘系っぽい酸味が…って、ああレモンシロップかこれ。
しかしそれでもイマイチ物足りないので付けてもらったガムシロップを入れてかき混ぜると、ようやく控えめな甘さになって悪くない感じに。
…正直、もっと甘ったるい悪食メニューを想像してたのに、まさかこんなすっきりとした飲み口のノンアルカクテルとは思ってもいなかったけど、お陰で竜田揚げとはまさかの高相性でした。

・先発は大瀬良vs阪神ブルペン陣。
シーズン最後の試合を託されたのは、カープは大瀬良で阪神はリリーフ要因の馬場。…つまり、あちらさんはブルペンデーってことで一見ナメプに見えるけど、投手陣のいい阪神だし逆に嫌な予感はしてたけどまぁ的中です(´Д`)。
大瀬良に関しては、開幕投手が最終戦を託されたと言えば聞こえもいいですが、本来は金曜日に投げるはずだったのが森下、九里を前倒しして今日に変更されたという、屈辱と言えば屈辱のマウンド。
今年の防御率は3.60とそんなに悪くないとして、大事な試合でよく先制点を取られたり肝心なところで打たれてきた結果が6勝11敗という結果に繋がっていて(QS率も森下75%、床田73.9%、九里60%に次ぐ50%)、CSでもおそらく4番手が予想されるだけに、ここでエースたる意地を見せて欲しいところ。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:小園(6)、菊池(4)、西川(7)、堂林(3)、秋山(8)、上本(5)、末包(9)、會澤(2)、大瀬良(1)。
阪神:近本(8)、中野(4)、森下(9)、大山(3)、佐藤(5)、ノイジー(7)、坂本(2)、木浪(6)、馬場(1)。

カープは相手がブルペンデーというのもあるし、特に相性とかは考える必要が無い中で、まぁ最終戦だからこうなるかっていうオーダー。
いまチームで一番ノリに乗ってる小園が1番起用(元々一番抜擢から一気に伸びたんだし)で、末包も当然として、ただ上位打線からクリーンナップまで役者が揃ってきた感はあるけどイマイチ調子が上がってないのは不安要素。正直、堂林もまた打てなくなってきてるんだけど、まぁここまで来たら堂林と心中ってとこでしょーか。
あとサードはデビッドソンか、もしくはサード小園でショート矢野の守備で固めて捕手は坂倉の方がいい気がしたものの、タカシもここまでの貢献度を考慮してってトコですかね。

一方の阪神は昨日よりはガチよりのフルメンバー。
岡本や村上、牧みたいな特別抜きんでた選手がいるわけでもないけど全体のレベルが高くて打線として繋がってるという、まぁ常勝チームらしい総合力の高いオーダーです。
特に森下や大山、佐藤とドラ1組のスラッガー達がしっかり主力になってるのは末恐ろしい打線でもあって、ホント羨ましい限り。

・まずは一岡の子供達による始球式。
ともあれ、メンバー発表を終えて贈呈式も終わった後、何やら一岡本人とそのご家族がバックネット裏に集まる姿が見えて、まだ記念撮影には早いだろ?と思えば、どうやら始球式をお子さん達が投げるみたいで、やがて一岡にマウンドへ連れられて長男次男が同時に投げる始球式の大役を果たした後、盛大な拍手を受けながらベンチへ戻った後で新井監督が自ら労う姿が。
ちなみに今日の新井監督は一岡の登場時はいつも自ら寄り添っていて、三連覇の時の特別な戦友とはいえ、この辺も歴代の監督と違うところだったり。

・結局、まだ大瀬良は2015年のあの涙を過去にしきれてない。
さて、最後に残ったカピバラ三兄弟として、今日は理屈とか抜きに三男の為に奮起して欲しかった今日の大瀬良ですが、試合前から大歓声で大きな期待を背負いつつ、またも背信投球となってしまいました(´Д`)。
初回、まず先頭の近本を3球でセンターフライに討ち取って順調な滑り出しになるかと思えば、続く中野に6球目をヒットにされてランナーを出すと、森下には0-2と追い込んだ後で袖を掠めるデッドボールを与えてしまい、続く大山には全て外角で四球となりあれよあれよという間に1アウトフルベースに。
その後、佐藤を8球使って三振に討ち取り、ノイジーも三球で空振り三振と無失点に抑えるものの、投じた球は2イニング分の29球。続く下位打線からの2回表は秋山のファインプレーに助けられながらも三者凡退に抑え、球数が45球に達しつつもこのまま復活してくれるかなと思ってたんですが、二巡目に戻った3回表に先頭の近本に8球粘られてヒットを打たれ、中野には0−2から四球を与えてノーアウト1、2塁としたところで新井監督が出てきて、まさかの馬場よりも早い投手交代に(´Д`)。

まぁこれだけ早い見切りも驚きはあったとしても、これだけ制球が悪くてテンポが悪いと致し方なしです。今日は伝家の宝刀のカットボールが全然決まらずに追い込んでも決め球が無くていくらでも粘られてしまう、翼にしてみればどうやったら抑えられるんだろう?って悩んだと思う内容でした。

菊地原コーチだったかはうろ覚えだけど、その交代のきっかけとなる中野への四球を出した時、激昂する様な仕草で投手交代のポーズをコーチが見せてましたが、今日の大瀬良は擁護のしようがないです。
……もちろん、やる気があんのかなんて馬鹿なコトは言いません。大瀬良が一岡のことを考えてないワケはなく、むしろ今日は今までになく背負ってたのも分かります。
ただ、今日は絶対に負けられない状況で引き分けでもOKで粘り強く戦わなきゃならない中で先発の最低源の役割を果たせなかったのはフォローの言葉もないです。
一応、新井監督も事前に早めに替える可能性は通告してたみたいですが、まぁこのオフでもう一度自分を見つめ直してくださいな。
幸い、大瀬良はクビの心配は当分無いのだから。

・小園の逆転ツーランで一時は超盛り上がりに。
その後、引き継いだ大道がノーアウト満塁としながらも森下に打たれたタイムリー1本に抑えて最少失点で踏ん張ってくれたその裏。
先頭の會澤が馬場からヒットで出塁し、大道の代打に送られた田中は見逃し三振に倒れてアウトカウントだけ増えた次の小園の打席、第一打席で先頭打者ヒットを打っていただけに場内は期待に応援の声もひと際高鳴っていた中、馬場の内角高めの初球を捉えてライトスタンドへ逆転のツーランを放ち、場内は総立ちに。

今日の小園は更に5回裏も2アウト3塁からタイムリーヒットを放って、5点のうち3点を叩き出す大活躍。そして第四打席は冷静に四球を選んで5打席で4度の出塁と、既に相手投手に打席で圧を与える存在になっている雰囲気もあり、小園の成長は今年一番の収穫と言えるかも。
というか、後半戦の小園の躍進も新井監督の1番抜擢からだし、やっぱ小園は1番がベストなんでしょうかね。

・床田は決して調子が悪そうじゃなかったものの、味方のエラーがキツかった。
そして、2−1と逆転した後で三番手にコールされたのは、今年のカープの実質エースである床田。
スタンバイさせるという情報は出てたものの、まさかホントに投入してくるとはと、ここで新井監督の今日の試合に賭ける本気度を見せられた形ですが、その床田は坂本、木浪を危なげなく討ち取って2アウトとした後で、馬場の代打で送られたミエセスがサードへ高いバンドのゴロを放ち、それを捕球した上本が一塁へ投げるも悪送球となってランナーは二塁へ。その後近本にタイムリーを打たれてすぐに同点とされてしまいました(´Д`)。

…というか、2アウトランナー無しからまず間に合わない内野安打のゴロを無理して悪送球ってベテランのやることかよって感じですが、さらに5回表はノーアウト1塁から大山の討ち取ってたサードゴロを上本が再び送球ミスをやらかして1、2塁とされてしまうと、佐藤にフルカウントからライトスタンドへホームランを打たれて痛恨の3失点。結局、床田は2イニングを投げて4失点という散々な結果に終わってしまいました。
言っても仕方がないたらればながら、あの送球エラーが無ければ3−5で勝ててたかもとかつい考えてしまうものの、床田には気の毒なマウンドになってしまったなと(´Д`)。

・しかし、翼の外角一辺倒リードはちょっと極端すぎない?
とまぁ、今日のカープ投手陣は全体的にピリっとしてなかったんですが、もう1つ気になっていたのが8回までリードしてた翼の配球がとにかく外角一辺倒だったということ。
元々、元ヤン捕手の割に安全第一リード傾向だったけど、とにかく今日は現地で見た印象も配球表を見ても外角ばっかりで、若い頃の石原かよと(´Д`)。
もちろん不用意に内角投げろとは言わないけど、慎重になりすぎて逆にバレバレだったんじゃないかと。

・よっぽど悔しかったのか、2塁打を打ち直して見せた末包。
ちなみに、今日の野手で小園の次にハッスルしていたのが、昨日も決勝ホームランを放った7番の末包。
まず2回裏の第1打席では2アウトからレフト前へ運び、シングルヒットナイスと思えば一塁を回った後で更にニ塁を狙ってタッチアウト。まぁ正直、野間でもムリじゃない?ってくらいの飛距離だったので勇み足だったと思っていたら、次の二打席目では今度はセンターへヒットを放つと、またも一塁を回って躊躇い無く二塁へ。おいおい無茶すんなと野次も飛ぶ中で今度は見事に陥れて見せましたとさ。
…と、最近の勢いそのままにノってるなって感じですが、なにやら師匠の誠也っぽい一面も見えて微笑ましさも感じたので来期は是非4番の座を掴み取ってほしいところ。
9回裏も岩崎から四球を選んでるんだから、選球眼も良くなってる、とは思うし。

・6回表、絶妙のタイミングで登場し見事にバトンを渡した一岡。
ともあれ、5−3と何とかワンチャンで追いつける2点差で5回裏を終えた後、スラィリーバズーカタイムが始まった頃にベンチ前が沸いたかと思えば、一岡が出てきて磯村と投球練習に。
…いや、流石は新井監督というべきか。
今日は一岡の登板は明言してたけど勝負も捨ててない。ならば出すとしたら確かにこのタイミング(しかも投手の打順)ですわな。

そして、ウォーミングアップを終えた一岡は新井監督や野手が集合して出迎えたマウンドへ向かうと、現役最後の相手となった島田に対し、MAX145kmの直球を投げ込みフルカウントまでもって行くも、最後の8球目に外角へ見逃し三振を決めて締めくくり、中崎へとバトンタッチして万来の拍手を浴びつつ、最後に阪神ベンチの方へ一礼してベンチへ戻って行きました。
やっぱ一岡と言えば巨人時代に阿部からそれだけで飯が食えると言わしめたストレートだけに、悔いの残らない内容だったんじゃないかなと(´ー`)。本当にお疲れ様。
…ちなみに、その後もベンチの前で他の選手と話し込んだりイニング終了時に率先して出迎えて最後まで一緒に戦ってましたが、様子はフォトアルバムの方で。

・矢崎もよく頑張ってくれたけど最後で少し力尽きたかな感が。
と、感動の一岡の最後の打席を終えて仕切り直しとなった後で引き継いだ中崎はしっかりと三者凡退で6回表を抑え、次の7回表に登場したのは矢崎。
矢崎は今年のリリーフではトップクラスの貢献度で、今年もよく頑張ってくれたありがとうしかないんですが、しかし今日は先頭の森下にフォークが連続で外れた後の直球を捉えられてフェンス直撃のツーベースを打たれてしまうと、更に大山にも続かれてノーアウト1、3塁に。続く佐藤はショートフライでまず1アウトを取るも、及川の代打糸原を申告敬遠した後の坂本にタイムリーを打たれてしまい、その後の後続は断って最少失点ながらも決勝点献上する結果に(´Д`)。
守護神を栗林と交代してから疲れも出たのか、ストライクとボールがはっきりしている以前の微妙評価の矢崎の頃に戻ってる感じで、さすがに気落ちした様子でマウンドを降りてましたが、もうひと踏ん張り出来なかったのは来季への課題ですかね。

・8回表にまたも信じられない守備ミスが。
そして失速と言えば、野手陣も終盤戦にエラーが急増し、今日も3エラーでとうとうワーストタイになってしまったんですが、8回表にも記録には付かない信じられない様な守備ミスが(´Д`)。
8回表からはアンダーソンがマウンドに上がって、まず先頭の近本に四球を与えてしまい、その後中野を空振り三振に打ち取った後で、続く森下をライトフライに……討ち取った打球を菊池と末包がお見合いしてまさかの落球。
ただ1アウトなのも幸いして近本が飛び出してなかったのもあり、結果はライトゴロで事なきをえたものの、さすがにこの終盤で唖然とさせられてしまいました(´Д`)。
しかも、途中出場の坂倉もアンダーソンの球を何度も取り損ね、次の大山の打席ではワンバウンドの球を坂倉が獲り損ねて悪送球でランナーを三塁まで進めてと、あとひと踏ん張りが必要なのに集中の糸が切れたん?ってイニングになってました。
…まぁまだまだ一足飛びには強くなれないってことですかね。

・8回も反撃の機会は作ったものの中野に阻まれた。
その一方で、菊池がベンチ前で謝罪していた後の8回裏、阪神4番手の桐敷に対して先頭の小園が四球を選んで出塁すると、続く菊池が痛烈な当たりを飛ばすもセカンドの中野に反応されてライナーに。
更に西川の当たりも抜けるかと思えばこれまた中野の好捕でランナーは進めたものの2アウト。そして堂林はあえなくショートゴロで無得点と、せっかくの反撃期を中野に阻まれてしまった形になりましたとさ(´Д`)。
というか西川の当りが抜けていれば1点くらいは返せてた可能性高いんで、今日の影のMVPだったかもしれないですね中野は。

・最後は1点差まで追いすがるものの無念のゲームセット。
それから、9回表を回跨ぎのアンダーソンが三振で締めて6−3で迎えた最終回、マウンドに上がったのは阪神の守護神岩崎。
こうなると、さすがにもう敗色濃厚の空気も漂う中、先頭の秋山がライト線を破るスリーベースヒットを放ち、続く上本がセカンドゴロで秋山生還の6−4に。更に1アウトランナー無しから末包が四球を選んで見せると、アンダーソンの代打で送られたマクブルームも追い込まれながらもヒットで繋いで1、3塁のチャンス拡大。
これで何やら行方が分からなくなって来た中、坂倉はファーストゴロに倒れるも更に1点追加で遂に6−5のランナー1塁となり、最後のバッターは今日一番当たっている小園。しかしその小園は粘ってフルカウントまで持ち込んだものの、最後は空振り三振で反撃もここまで。
岩崎相手に最後に粘って見せてくれたものの、結果的にはミスで重ねた前半の失点が致命傷になってしまいました。

・そりゃ、これだけ裏目に出れは悔しいだろう(´Д`)。
結局、勝てば2位確定だった試合は一歩届かずに終わり、DeNAも勝利してゲーム差0となり、後は10/4の結果次第だけど限りなく3位が確定してしまった試合終了後は、まずは今年を振り返る映像が流れる中で選手がマウンドの前に整列し、新井監督による挨拶が。
その中で、まずはCSに行けたという報告と、初CS出場の若い選手も多いのでこの経験は大きく成長させてくれるだろうと。
それから、一日でも長くファンに野球を見せられる様に頑張りますと誓った後で、正直に言いまして今日の負けは、めちゃくちゃ悔しいです。と。
…そりゃまぁ、新井監督は特に悔しいでしょうよ(´Д`)。
何せ今日は勝つために積極的に動いた手が悉くが裏目に出てしまったのだから。
ローテ再編して先発に大瀬良を選んだのも失敗し、継投策も殆どの選手が失点し、代打も早い段階で田中や松山のカードを切るも不発に終わって、正直ここまでやることなすことが上手くいなかった試合は珍しいくらい。
まぁ逆に言えば今年は何故か上手く行ってしまったケースが多すぎて、本当はこれからこんな試合もざらにあるというコトをこの大事な試合で教えられたわけで、今後は旗色が悪い中でも何とか勝ちをもぎ取れる様に磨いてくださいな、と言うしかありません。
少なくとも、今年は選手たちに自分たちもやれば優勝争いできるんだという実感は与えられたはずだから、後はそれを生かすも殺すも監督次第です。

・本当に幸せな野球人生だったと語る一岡には、本当にありがとうしか言えない。
そして、監督挨拶も終わって恒例のサインボール投げ込みを行った後、選手は再びベンチの前に整列し、続けて今シーズン限りで引退を表明した一岡竜司の引退セレモニーが執り行われました。
まずビジョンではここまでの軌跡を紹介した後で、挨拶。
試合前の会見での「不思議なほど後悔ない」との言葉通り、声を詰まらせることなくむしろ晴れやかな声で支えてくれた人たちへの感謝を述べ、「ジャイアンツで2年、カープに来て10年、僕にとって本当に夢のようなプロ野球生活でした。」、と。

ホント、一岡投手に関してはお疲れ様よりもありがとうという感謝しか出ません。
何せ、せっかく巨人にドラフト3位で指名されながらも2年目のオフに人的補償が告げられ、カープ側は以前から欲しかった選手だから迷いなく選んだとはいえ、一岡にとっては東京から広島へ左遷を告げられたも同然の中、新天地での活躍を期して前向きな言葉と共に入団し、カープ優勝に大きく貢献してくれたリリーフエースですから。
ちなみに、移籍後に初のお立ち台に上がった試合は自分も現地にいて、「カープにきて、ちかっぱ良かったっちゃけど」と叫んでくれたものの、方言すぎて理解するのに時間かかったファンの反応が遅れて少し気まずくなったのもいい思い出。今じゃ親子で広島弁が身に付いているそうで、今後もずっと広島に残ってくれたらなと願う次第です。

ともあれ、本人の実力ですが広島で期待通りに一軍定着、リリーフ陣の主力組に入って初セーブも達成し、その後3度の優勝を味わい、年俸も1億は届かずとも最大で7700万とそこそこのランクまで上り詰めて、まぁそれなりにいい思いはして貰えたんじゃないかというのはあるんですが、それでもやっぱり今一度言います、「カープに来てくれて本当にありがとう」。
記念撮影とお約束の胴上げを終えた後の場内一周の時も、見送るファンから口々に飛び交っていたのはお疲れ様よりもありがとうの感謝の言葉でした。

・ま、世代交代は待ったなし、ってことですかね。
かくして、3時間40分と長丁場の最終戦が終わり、全てのセレモニーが終わって球場を後にした時は既に午後6時半も過ぎていたという、球場入りしたのが午前11時過ぎだから実に7時間半近くも居たという、まぁ最終戦らしく思い残しなく堪能した後で足早に帰路につく中、浮かんだ感想はもっと積極的な世代交代の必要性。

悔しいながら、結果は現実として受け止めるしかないですが、ぶっちゃけ今日の試合は今年の新井カープのいいとこも弱点も全てが露呈された様な試合で、小園や末包がバットで奮起する中、秋山は最後に意地を見せたもののベテラン勢が守備でも打撃でも足を引っ張ってしまう形になり(菊池、西川、堂林、秋山の4人でヒットしは1本のみ)、更に一岡の引退してゆく姿を見ると、来期はもっと若い力を底上げしていかなきゃまた同じ展開の繰り返しだろうなと。

結局、優勝を知るベテランたちを復活させたのはいいとしても、彼らが疲労や怪我で後半に抜けた時にそれをカバーしきれる戦力がいなくて、それが終盤の失速の原因だけに、来期はいかに全体のモチベーションを槍過ぎない程度に維持しつつ、若手たちのケツを叩いて層を厚くしてゆくか、そこを楽しみに見て行きたいかなーと。
個人的には田村がレギュラーを争ったり、内田の一軍デビューも見てみたいところですが。

…って事で、まだCSは残っているものの、現地での今期観戦はこれで終了、かな。
観戦成績は、最後に失速しまくってまぁうんって形になってしまったし以下略で(´Д`)。
というか、今期は日曜日がお試し枠になりがちなのもあって、土曜と比べて戦績悪すぎ…。
日祝日しか行けないファンもいるので、そこも来期は頑張ってほしいとこですが。
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