コピペ改変

結論から書くと、凄い辛く惨めな思いをした、私にはそれが耐えられなかった、ということをただ書き残したかっただけです。カードゲームは楽しい事も多かった、もし興味があるなら是非一回触ってみて欲しい、楽しめる才能があれば私と違って続けられるとも思う。

きっかけはハースストーンのフリープレイが来たことだった。今までいろんなゲームをプレイしてきたけど、カードゲームだけは敷居の高さから何となく敬遠してた。でもゲーマーとして触ったことないのは何となく悔しいしとりあえずやってみよう、そんな気持ちから始めた。

初日

まずはどんな対戦ゲームでも基本は情報収集から。ハンター・デーモンハンター・メイジ・パラディンあたりがオススメらしい、一通りさわって自分にあってるキャラを選択。

二日目

ランク戦を少しだけやってみるも惨敗、しかしながら始めたばかりの人が勝てるわけがないと思っていた為、しっかり練習することを決意。

三日目

出来るだけ毎日アドベをを30分〜1時間やって、それからラダーを昇る癖を付けることを意識した。Hearthstone攻略wikiに書いてあるOTKコンボをしっかり出来るように練習。

四日目

キャラに愛着がわく、自分が選んだのはジェイナだったがランダム性が試合に変化をもたらして非常に楽しく感じていた。ラダーは相変わらず一勝も出来ず、デモハン相手に30連敗だった。

五日目

初めて一勝出来た、試合内容もちぐはぐだしヒロパすら焦って押せないことあったけどそれでも本当に嬉しかった。でも純粋に楽しめたのはここまで。

六日目〜十日目

20試合に1勝のペースで勝てるようにはなってきた。

けれど、日が経つにつれ初心者が減っていきカジュアルにいる人にも全く歯が立たない状態が続いた。

十一日目〜十五日目

全く勝てない日が続いた。状況を打破するためにSNSを通じて上級者の方にプレイを見ていただいた。

「状況に応じたフェイスオアトレードの選択が出来ていない」「デッキ対をもっとしっかり練った方がいい」

自分の勉強不足を恥じた。勝てないのは自分の努力不足だと。辛かった。

十六日目

ここから毎日上級者のプレイを模倣する為グランドマスターズ配信を見始めた、自分なりに調べて見つけたデッキ対の動画やHSREPLAYにもしっかり目を通した。負けた後にはプレミで勝てなかったのか確認してどうするかも考えるようにした。

十七日目〜二十日目

それでも、全く勝てなかった。メンタル的に落ち込んでいた為か立ち回りも弱気になり、結果何故出来ないのだろうと自分を責めていた。デッキが弱いせいじゃないのかと責任転嫁もし始めた。カードゲームのメンタルの整え方を調べた。勝つ事以外を目標に設定をするべきとのアドバイスが書いてあった。しっかり練習したOTKコンボを実践で決めよう、相手がこのカードを出して来たらこのカードで対応しようと考えた。でも、ダメだった、盤面を空にされ、ひたすら顔を詰められる試合が続いた。50試合連続で何も出来ない、成長していない試合をやりながら「何故私はこんなに辛い思いをしてまでやっているのだろう」という疑問ばかり浮かぶ日もあった。

二十一日〜二十三日目

アドべだけはしっかりやった、でもランク戦にはいけなかった。自分の練習が足りていない、知識が欠けている、対策が練れていない、負ける理由はわかっているし自分でも必死に考えているつもりだった。ランク戦に行くとその努力を全て否定されているみたいで怖かった。

二十四日目

グランドマスターズを観てこんな風に動かせたらいいな、もしかしたら上手い人のプレイをみたら自分のプレイにも変化があるのではないかなと思ってランク戦に行った。普段と何一つ変わらない、顔を詰められて爆発するジェイナの姿しか無かった。

二十五日目

合計試合数が1000試合近くになっていた。もし、今日努力の結果が見えなければカードゲームは諦めて自分が何気なく楽しめるゲームに戻ろう、そう考えた。

対戦相手の方はイリダンだった、1マナスペルをひたすらぶっ放している感じ、私と同じ初心者かな？とさえ思った。デモハンの対策はしっかりアドべでやった。武器を持たれたらウーズで破壊すれば勝てる。ダメだった、いろいろと自分なりに考えて考えてやってきた、でもその努力はヒロパをしっかりミスらず入力できる相手には届かないことを知った。自分の努力がどれほど浅いものだったか痛感した。そしてカードゲームの奥深さに溺れ死んだ。

最後に

別にカードゲームは初心者狩りが多いからこうなった、とかカードゲーム自体衰退していくに違いない、とか自分の勝てないゲームはクソゲー！とか他のカードゲーム含め全てがこういう感じ！なんていうつもりは全くないです。

ただ、一人のゲーマーがカードゲームというジャンルに初めて立ち向かった結果こうなったと言うことだけです。

もし、この文章を私と同じ初心者の人が読むことがあるのであれば、少しでも長く楽しんでプレイ出来るよう願っております。

拙文そして長文失礼しました。