今日は立秋です。
宇都宮は、一日曇りとの予報でしたが、朝からそんな感じでした。
今日は、鬼怒川温泉のチョッと先まで行く用事がありました。
これまで、宇都宮から日光街道を通って行っていましたが、
少し前から、塩谷町を通るルートにしています。
塩谷町は、宇都宮の北に隣接した町で、結構面積が広い街ですが、
町の南部は農業地帯になっています。
このルートの方が信号が少なく、車の通行量も少ないので運転が楽です。
特に、最近道が整備された事もあります。
今朝もこのルートを通りました。
塩谷町に入る前に、雲が切れて青空が見え始めました。
風も吹いているような感じです。
空が高く、雲の感じも少しだけ秋の風情かなぁなどと思いました。
県道から脇道に入ると両側に田んぼが広がります。
既に、稲の穂が垂れ始めているのが見えました。
このルートに変更した頃は、田植えが終わったばかりで、
山藤が咲いていたと思うのですが。
ふと古今集の歌を思い出しました。
きのふこそ さなへとりしか いつのまに いなばそよぎて 秋風の吹く
古今集の秋歌に載っている、詠み人知らずの歌です。
歌の情景は、穂の出る前のような感じがしますが、
まぁその辺は、農業技術の違いなのでしょう。
鬼怒川温泉の脇の国道を通りましたが、
普段よりも車も多く、家族連れの姿を何組か見ました。
世の中夏休みなのですね。
出来るだけ多くの観光客が来れば良いと思いました。
帰宅した後、午後4時頃から激しい雨が降り出しました。
お陰で涼しくなりました。
午後6時頃に雨が上がりました。
雲が切れて青空が見えました。
立秋と言う事が頭にあるからでしょうか?
秋の空のように感じました。
【今日の一句】
入りません 高級料亭 あの宗教
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