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2022年12月03日22:22

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劇場版転スラ・すずめの戸締まり・ノイエ銀英伝 策謀 第3章観てきたよ

■劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編
しょっぱい出来だったな。軽くネタバレもするよ? 番外編ということで本編進行に影響のない話にしなければならない=情勢やキャラに変化があっってはならないという制約は分かるんですが、それにしても。まず敵が弱い。味方のレベルが上がりすぎ。そんで結局、一番の見せ場となるべきバトルがvs身内とかもう古いでしょ。女王様の警備体制どうなってんの、ザルすぎ。ぽっと出の初見キャラにあっさり騙されるアホ、こんなんいらんですわ。そして死んだ人間があっさり生き返る超展開。ザオリクとかアレイズの無い世界では、もうちょっと命を慎重に扱って欲しいものです。話が安っぽい、というのに尽きるなあ。到底好きになれません。

■すずめの戸締まり
泣いてしまった。ズルいですよあれは、日本人なら心がぐらぐらされてしまう。主人公の名前が岩戸すずめで、てっきり天の岩戸とアメノウズメノミコトの話かと思ってたのですが、そんなことはなく。日本神話と絡んだ深い設定などは特に無かった様子(裏設定はあるかも分からん)。ただ、なんで戸締まりなんだろうというのは引っかかってたのですが、話の最後に見事に示してくれました。みんな、劇場で観よう! 冒頭は、主人公が寂しい、哀しい夢から目覚めるシーンから始まるのですが。抜けるような青空の朝、夏日のようで窓が開いてて、蝶(モンシロチョウ?)が数匹、ひらひらと主人公の周囲を舞ってました。とても明るい画なんですけど、蝶と言ったら死の象徴ですからね。つまり主人公の視ていた夢は誰かの死と関係があるということで、なんとも不穏なのです。その後も物語の要所で何度か、演出として蝶が写ります。スタート地点は九州。その後四国に船で渡り、神戸に車で移動して、東京へ新幹線で移動して……と舞台は日本を横断するように北へ北へと移ります。途中、なんでか堤防で塞がれた空が描かれたりして、どうして新海作品でこんなつまらない背景を見せるんだろう疑問に思うのですが、主人公が4才の時に書いた絵日記でですね、理由は唐突かつバッチリ明かされるわけです。これは前情報無しでぜひ劇場で体験して欲しい。幼い主人公が誰かに助けられるシーンがあったのですが、小学生時代からドラえもんで鍛えられていたため誰が助けてくれたのかはすぐに分かっちゃいましたよ(多くの観客が察していたと思いますが)。とても良い作品なので、3度目ですけどまた書きます、皆さんぜひ劇場でご覧ください。

■銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第三章
ラグナロック作戦、開始! ということでフェザーンに帝国軍が進駐しました。この章でようやくヒルダが着替えてくれました。軍服可愛いね! 台詞聞いてたら、どうも中佐待遇らしい。秘書官て、えらい階級高いんですねえ! ユリアンはフェザーン弁務官に転属になるのですが、回想でフレデリカからヤンへの思いを聞かされるシーンが。ノイエ版でフレデリカの恋心が明確にされるのって初めてじゃ無いですか? ユリアンは笑って聞いてましたが、心は泣いてましたよ。フレデリカの曇り無き笑顔がまばゆい。彼女も野暮天ですからね。次はいよいよ、運命のバーミリオンですなあ。

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