今年もそろそろ終わり。
今年も色々ありました。
今年強く感じたのは、ズバリ、
【一週間】と言うスパン、である。。何を指すか。
各テレビ系配信会社のネット上での保持期限である。
ここ1、2年で、非常に根付いた。
具体的には、TVER NHKPLUSなどテレビよりのもの、また逆方向としてはサッカーW杯で一躍有名になったAbemaはネット用テレビ的番組として大きな勢力を誇っている。
私たちの生活の中で、見逃しを防ぐ面倒は、もう、不要となり、よほど残しておきたいと言うものでもない限り、ビデオに録るという行為すら無くなってきているのではなかろうか。
もし見たければ、プレミアムに入るなりすると全て見られるし。
不思議な時代になった。
昔は見たいところをダイレクトに有料にしていた。それが普通だろう。特別な瞬間だから。
しかし、今は違う。逆になった。
無料で最も記憶に残るものを見せておいて、一週間経つとそれは見れなくなる。つまり、記憶から、なくなる、ということになる。
そして、君が本当に記憶を消したくなければ、、、、、、、。
そうだね。
お金を払ってね。
と、聞こえてくるのだ。
自分の中で記憶に残っているものは他のみんなとは違う。妻はどうなのか、子供達はどうなのか。
全く、分からない。
そして、最終的に何を記憶していくのか、、。
テレビからネット番組世代に確実に切り替わったこの時、
何よりも記憶の在り方のスタンスを、
私たちは選択しながら、歩んでいくことが必要になってきた。
それは、いわば記憶に基づく記憶。
ここまでの記憶をどう利用できるかにも、繋がるだろう。
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