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2022年10月25日03:24

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自治体の説明不足と分かりにくさが原因

マンション管理員です。
マンション管理業務とごみの仕分け・分別・集積所への搬出をしています。

「ピザ箱」に限らず、自治体の分別説明不足と分かりにくさが原因です。

私が今のマンションに着任した頃、間違ったごみの出し方がとても多かったです。

「ピザ箱」については、居住者はリサイクルのために良かれと思ってダンボールコーナーに「ピザ箱」を出していました。

複数の居住者に聞いたら、区の「ごみ収集分別表」に「ピザ箱」の説明が書かれておらず、ダンボール製だから資源ごみだと思ったとのこと。

これではダメだと思い、ごみ収集分別説明の館内周知文を作り、「ピザ箱が可燃ごみに出せない理由」と「ぴざ箱は可燃ごみです」と表記し、管内掲示しました。以来、「ピザ箱」がダンボールコーナーに出されることはなくなりました。

区の「ごみ収集分別表」が分かりにくい事例として、資源ごみに出す「容器包装プラスチックごみ」と可燃ごみに出す「プラスチックごみ」の分別が分かりにくいです。

例えば、クリーニング店で仕上がりに付いてくる「プラスチック製ハンガー」は資源ごみの「容器包装プラスチックごみ」ではなく、可燃ごみに出す「プラスチックごみ」です。
居住者は資源ごみだと思って、「容器包装プラスチックごみ」コーナーに出される方がとても多いです。
「プラスチック製ハンガー」も区の「ごみ収集分別表」に書かれていなかったので、区のホームページから「ごみ収集分別表」のPDF版をダウンロードし、ネットで「プラスチック製ハンガー」のイラストを拾って来て、「ごみ収集分別表」に追加して管内掲示しました。
それでも「プラスチック製ハンガー」は間違って出されているので、周知を改善しようとしているところです。

あと、誤解しやすいのが大型ごみ。
勤務しているマンションの区では、1辺でも30cmを超えるごみは粗大ごみですが、分解すれば可燃ごみや不燃ごみに出せると思い込んでいた居住者が多かったです。
これも自治体の説明が分かりにくいのが原因。

分解した「ちゃぶ台」が可燃ごみコーナーに出されていました。たまたま出した居住者が分かったので、「粗大ごみの出し方」の館内周知文に「いけない例」として写真に撮って掲示することを説明し了解してもらい、写真入り注意喚起文を管内掲示しました。
管内掲示以降は、分解して一般ごみに出す居住者はいなくなりました。

様々な取組みが功を奏し、管理会社管轄のマンションの中で「1番汚いごみ置き場」と言われていた当マンションは「1番キレイなごみ置き場」と言われれるようになりました。


■ゴミ捨て場で見つけた「ピザ箱の誤った捨て方」が話題 超簡単に捨てる方法は…
(Sirabee - 10月24日 14:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=7160350
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