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2022年10月02日07:15

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ネバー岐阜" アップ市民目線でつづる人吉球磨旅記

しいばストアーさんで遅めのお昼ごはんをいただいて、引き続きこの日の終点、多良木駅を目指しての歩行を開始

雨脚はいよいよ強さを増し、結局この先、宿に入るまでやむことはありませんでした

しばらく歩くと、岐阜市の梶川堀を思わせる細い水路が国道を貫き、住宅街を縫って流れていた

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この写真を撮ってる私の背中が球磨川のある方向

水の流れはその球磨川から、「どこかに」向かって流れているようで

地図を見てたら、流れの先に「百太郎溝」という用水路が


百太郎溝。くま川鉄道の新鶴羽駅近くの球磨川から分岐しているみたいで、その分岐地点は「百太郎公園」として整備されてるんですね


田んぼに水を引くための水路が必要だった球磨地方に、この用水路をつくりはじめられたのは鎌倉時代、用水路の工事は度重なる水害によって「台無し」に

困り果てた村人へ「神のお告げ」

すそに2本線もようのある着物を着た男を人柱に立てなさい

人柱に立てられたのが「百太郎」という人で、それ以降、水害は起きなくなったとされる伝え話

はて
どこかで聞いたことがあるぞ?

私の地元の「おくわさん」みたい!

こういう伝え話、日本じゅうにあるんだぁ

いずれにしても「お告げ」は卑怯だなぁ!

だって、人に告げてないで、「自分が村人のために率先して解決に尽力してくださいよ!」

今どき、号令かけて人を自分に都合のいいように操ろうとする人なんて、誰にも愛されませんよぉ〜だ!


鎌倉時代からの難工事を、江戸時代までかけて、無名の村人、老若男女が駆り出されて、それが何代にもわたって、つくりあげられた

それが「百太郎溝」なんだそうね


私は、岐阜市に来られたらぜひ、おくわさんの話を知ってほしいって思うんだけど、私も人吉球磨を訪れたら「百太郎さん」を心に置こう!

現在は、自分が犠牲になって人を助ける時代じゃないはず!

自分が希望になって人を助ける時代

だから、百太郎さんへ届け!っていう勢いで、私たちが希望を送る生き方、命の使い方をしていかなきゃね!

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