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2022年09月02日18:41

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📗続 英単語をたくさん覚える方法📚️

※これは、ひとつ前の日記「英単語をたくさん覚える方法」の続きです。

クローバー

●7割〜9割くらい分かる単語帳をやる。

単語帳を使う場合、なるべく自分が余裕で分かるような単語がたくさん載っているレベルのものを使う。知っている単語が、単語帳全体の中で、だいたい7割以上、9割未満のものを使うのが私には最も良かった。それで、それが100%分かるようになる頃には、またもう少し難しいレベルの単語帳で7割から9割分かるようになるから、そしたらそれをやる、という具合にステップアップするのが効率的だった。

どうしてかと言うと、ほとんど知らない単語だらけのものをやろうとすると、とてもエネルギーがいるから。それはそれで、意味を推察する訓練に使ったり、ときどき難しい単語にチャレンジするようなときには良いけれど。メインで使うのは、7割くらい分かっている単語帳だと、「あと3割覚えれば完璧になる」という状態なので、そうすると、どうしてもその3割を埋めたくなって楽に覚えられる。人間は心理的に、ほとんど全部分からないことを理解しようとするのはキツいけれど、「あと少しだ!」という時には、それを補おうとするものだから。

逆に、9割以上分かっている単語帳だと、あまりにも知っている単語だらけで知らないものを探すことのほうに時間がかかるので効率が悪い。でも、ほとんど知ってるような基礎的な単語帳のなかで知らないのがあったら、それは絶対覚えておかないといけないから、そういう意味で、知らなかった単語をチェックする作業は必要だけど、それはサッとやるようにする。

私は、その「ほとんど知らない」「7割程度知ってる」「9割以上知ってる」の3段階の単語帳を、それぞれ別な時間配分で同時にやるようにしていた。

メインでは、だいたい7割〜9割くらい分かる単語帳をやって、それを完璧に覚えることに一番時間をかけるようにする。そして、ほとんど知らないものは、単語を推測する練習に使うけどあまり必死にはやらない。9割以上知ってるものについては、ザッと全ての単語を見て、知らなかった単語をチェックし、それをさっさと覚えるようにする。時間はかけない。そんな感じでやるのが、ちょうど良かった。

で、単語帳を買うとものすごく嵩むことになるので、アプリでやっていた。紙の単語帳も少し持ってはいるけれど、市販の単語帳はたいてい数千語しか載っていないので全然足りないし、レベルごとに買ったらすごくお金がかかってしまう。

私はmikanというアプリを使っている。これなら、とても多くの単語帳をやることができる。ただ、これは一つの単語に対して一つの意味しか表示されないので、そこは気を付けなくてはならない。分からない単語があったら、できれば辞書で調べて他の意味もチェックしたほうがいい。無料と有料があって、私は無料でできるものだけをやったけれど、無料でもかなりできる。

クローバー

◇単語を覚えるために主に使ったもの

・mikan(英単語アプリ)

・weblio(ネットの辞書)
https://ejje.weblio.jp/

・Collinsの類義語辞書(ネットの辞書)
https://www.collinsdictionary.com/jp/dictionary/english-thesaurus/

・『オックスフォード現代英英辞典』(旺文社)

・英単語が使用頻度順に載ってるサイト
https://en.m.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:Frequency_lists

・英語漬け
https://www.eigo-duke.com/

・『英単語の語源図鑑』と『続 英単語の語源図鑑』(かんき出版)

クローバー

※ここに書いたことは、英語の初学者のかたには向かない部分もあるかと思います。ある程度、今まで英語をやってきたかた向けかもしれません。逆に、知っている語彙数が15000語を超えているような方にも使えない部分が多いかと思います。

もし、これから英単語の習得を考えているかたで、ここまでご覧になって、ご自分には合わないと思ったかたがいらっしゃいましたら、ご自分に合った勉強法でやるのが一番だと思います。

もし参考にしてくださるかたがいらっしゃる場合は、飽くまでも、私の場合はこのやり方が良かった、という体験談として参考にしていただければと思います。私の場合は、だいたい6000語レベルから10000語レベルにかけて、上記のやり方で語彙を増やしました。

ただ「代表的な接頭語と接尾語を覚えておく」「語源を気にかける」「単語のイメージを持つ(単語の日本語訳を丸々コピーして覚えるのではなく、その単語の意味自体を捉えようとする)」「発音を聞く」は、初学者の段階からやるのがいいと自分は思っています。

一方、「類義語も調べてまとめて覚える」「同じ意味を持つ単語を一気にまとめて覚える」は、ある程度、語数が増えてからでいいと自分は思います。まだ知っている語彙が3000語に満たないようなときに、一生に一回、使うか使わないか分からないような単語を覚える必要はないと思うので。




◇読むときについて

ここから少し、英文を読むときに自分がしたほうがいいと思っていること(できていなくても、とりあえず心がけていること)をまとめる。語彙は、語彙のためではなく英語を理解するために覚えるものなので、最終的に英語を読めるようにならないといけないので。
たぶん、よく言われているようなことが多いかもしれないけど。

クローバー

●訳さない。

英文を読むとき、頭のなかで訳さない。基本的に英語のまま読む。(厳密には、もしかしたら無意識に脳内で勝手に和訳してるのかもしれないけれど、少なくとも意識できるレベルでは、いちいち日本語に置き換えて考えないという意味。)

構文が複雑なところとか、分からない単語の意味を文脈から推測するようなときだけ、いったん日本語で考えるようにする。

だって日本語で考えてたら間に合わないから。リスニングのときとか、いちいち聞いてから頭のなかで日本語に訳してたら、もう次の話に進んでしまって追い付かないふらふらそれと同じ感覚で読む。

なるべくネイティブの子供が英語を覚えるのと同じような感じで読んだり聞いたりする。
ネイティブの子供は、いちいち頭のなかで別な言語に訳したりしていない。ただ英語を英語で理解して、分からないところは英語で意味を推測しているはず。

クローバー

●戻らない。

上の「英語のまま読む」というのと同じことだけど、基本的に戻らない。後から長〜い修飾句が付いていたりしても、それが係っている前の言葉に視線を戻したりしない。英語の語順のままで読み進める。
構文の複雑なところだけとか、どうしても前から順に読んで分からなくなったときだけ、部分的に戻るようにして、基本的には前からそのまま読むようにする。

これも、間に合わないからというのと、リスニングのときは絶対に戻れないから。生の会話で戻りたいときは、もう一度言ってもらうしかないけど、それができない状況とか、生放送の映像とか、そのときしか見れない映像や音声や、流れては消えるテロップとかだったら、もう絶対に戻ることはできないからげっそり

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●印を付ける。

書き込みができるときは、意味の切れ目や、長い節が始まる前など、要所にだけスラッシュ等を入れる。できるだけ、必要最低限にする。(たくさん入れると見にくくなるのと時間がかかってしまうから。)余裕ですぐ意味が分かるところには入れない。

自分のなかで、こういうときはスラッシュ、こういうときは括弧に入れる、こういうときは単語を丸で囲む、単語を四角で囲む、下線を引く、波線を引く、みたいなルールを決めておく。

例えば、文章のなかで何か対立概念が出てきたら、片方の概念に関する言葉を丸で囲んで、もう片方の概念に関する言葉は四角で囲んだりするとか。丸と四角でなくとも、下線と波線でも、それぞれに別な色を付けるでも、なんでもいい。そうやって、対立概念を視覚的に把握しやすくするということ。例えば、何かの問題に対して「賛成」の人の意見と「反対」の人の意見が書いてある文章があったとしたら、賛成意見に関わる重要な単語を丸で囲んで、反対意見に関する単語は四角で囲むとかね。

あと、長い文章のとき、文章の構成が分かりづらくなる場合は、見やすくするために、段落ごとの役割について、視覚的に分かりやすくしておく。例えば「ここからここまでが導入部分」とか、「ここから結論」みたいなのが分かるように、段落自体に何か印を付けておくのもいい。内容的に大きな切れ目になっているようなところに、そこが切れ目だと分かるような印を付けておく。

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●どこが何の役割を果たしているのか把握する。

文章全体の構造を把握しようとしながら読む。
例えば、「ここは問題提起」「これは譲歩の部分」「これは根拠の説明」「これは結論の強調」「これは前の段落で言ってたことの詳細な説明」みたいな、どの部分がどの役割を果たしているのか把握しながら読む。これは余裕で意味が分かるときには、考えなくても無意識にできるような当たり前のことかもしれないけれど、読んでいて分からなくなったときには意識的にやるようにする。その部分が文章全体の中で、あるいはその段落の中で、どのような役割を持っている部分なのかを把握しようとしながら読むようにする。

クローバー

●キーセンテンスやキーワードとなる部分を早めに見つける。

長い英文を読むとき、各段落ごとに、その段落のなかでキーワードになるような言葉があったら着目する。どこがキーになるのか把握しようとしながら読む。
あと、文章全体を通してのキーワードもあれば、ある段落の中だけでのキーワードもあるから、そのワードの影響範囲が文章全体なのか、その段落だけか、などを見極める。

あと、結論っぽいことを言っている部分はキーセンテンスと見て気に留めておく。それも文章全体の結論のようなところは全体を通してのとても重要なキーセンテンスになると思うけど、文章の途中でちょこちょこ出てくる、その段落の締め括りとか、そこまでの部分をまとめているようなセンテンスは、小さなキーセンテンスとしてちょっと気に留める。

とにかく、ちょっとした説明とか、なくても文章全体に多大な影響はないような些細な部分と、これがなかったらその文章の趣旨が分からなくなるという重大なセンテンスを見分ける。それぞれのセンテンスの重要度を一様に見るのではなくて、どこが重要で、どこが枝葉の部分か、捉えるようにする。

それで、長い文章で訳が分からなくなったときは、キーセンテンスとなる部分同士の関係性を見ると、その文章の全体的な趣旨や、全体的な構成が分かったりする。

クローバー

●次の展開を楽しみに思いながら読む。(話の内容に興味を持ちながら読む。)

「へー!そうなんだあ」とか、「え!そうなの!?それで?」みたいなことを思いながら読む。単に、一行一行、単語の羅列を見るような感じで機械的に読み進めるのではなくて、次の展開に興味を持ちながら読む。そうすると、文章の流れを掴みやすくなるから。
(この項目、短いけど一番大切なことかもしれない。)

クローバー

●分からない単語があっても気にせず読む。

分からない単語があったとき、すぐに辞書で調べずに、いったん気にせず読み進める。それで、単語の意味を推察する。それでなんとなく意味が分かるかもしれないから。読み終わってから、分からなかった単語を調べて、自分が推測した意味と同じかどうか確かめる。

読んでいる最中は、分からない単語があっても、できる限り文章全体の趣旨を把握できるよう努める。それと、分からなくても別に文章全体の趣旨を捉えることに支障の無い単語と、もうその単語の意味が分からなかったら終わり、という単語を見分ける。

具体例とかの部分でチラッと出てくる単語とかは別に分からなくても大丈夫なこともあると思うけど、キーセンテンスとなる部分のキーワードみたいなところが分からなくて、かつ文脈から推測もできない場合は、もう文章全体を正確に把握するのは難しくなってしまうかもしれない。

だから、分からない単語があったときに、その単語が、どのくらいその文章を理解するうえで重要なのか推測しながら読む。べつに分からなくても問題なさそうな単語なら、分からないことを気にしない。

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