「勝手にシンドバッド」1978年発表
歌:サザンオールスターズ 作詞・作曲:桑田佳祐
生まれる前の曲なので、テレビやラジオで聞いた話をベースに、ぼくの言葉でまとめています。
1978年というのは、今となっては信じられませんが邦楽より洋楽の方が売上が高い時代で、ロックンロールを日本語で歌うのは不可能ではないか。という議論が真剣にされていました。
そんな時代に、早口になってもいいから無理やりロックのリズムに日本語を乗せるという手法を、桑田佳祐があみ出しました。
当時としては、なんじゃこりゃーって感じでしょうか。
当然ながら、なにを言ってるのかよくわからない。という批判もありました。
音楽番組でテロップで歌詞を流すというのは、サザンオールスターズが元祖だそうです。
「胸さわぎの腰つき」という歌詞は日本語としておかしいのではないか。という批判もありました。
今のJ-POPは意味のわからない歌詞であふれているので、ぼくはなんとも思ってなかったですが、そう言われてみると変です。
胸なのか腰なのか。
日本語の意味を無視して、リズム感や音の響きを重視するというやり方は今では一般的ですが、勝手にシンドバッドがその先駆けだとしたら、画期的なことだったと思います。
参考リンク:勝手にシンドバッド(カバー)
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