mixiユーザー(id:1037907)

2022年07月28日22:26

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これって言える?

物質と反物質の関係は、右手系左手系の問題と見ても差し支えないのではないのかニャ。

「電流の向き」と「磁界の向き」と「力の向き」の関係で、電流の向きと磁界の向きが分かっているときはフレミングの左手の法則で力の向きが求められ磁界の向きと力の向きが分かっているときはフレミングの右手の法則で電流の向きが求められるのニャ。
左手も右手も同じように、中指が電流の向きで人差し指が磁界の向きで親指が力の向きと覚えれば良いだけニャ。
もっとも最近では、親指で電流を表し残りの指で磁場を表す右ねじの法則ばかり教わるようニャ。

座標軸にも 右手系と左手系の 2 種類があるのニャ。
私達が普段使うのは、z軸が上向きy軸が右向きx軸が左向きの右手系の座標ニャ。
同じz軸が上向きでも、x軸が右向きy軸が左向きになると左手系の座標となるニャ。
左手系の座標はマイナス方向を指すときにしか使わないので、論文などを除けば普段目にする事はほとんどないのニャ。

生命もまた、右手系左手系の関係ニャ。
蛋白質を作るアミノ酸の分子には、「L体(左手系)」と「D体(右手系)」があることが知られているのニャ。
けれども生命には、左手系のL-アミノ酸だけしか使われないのニャ。

ちなみにサリドマイドが奇形の問題を引き起こしたのも、右手系と左手系の問題だニャ。
催眠薬として開発されたサリドマイドは催奇性問題を引き起こしたので、いったんは販売が出来なくなったのニャ。
その後、右手系と左手系の問題であると判明し催奇性のある左手系を作らない製造方法の研究が始まり右手系を選択的に量産出来る目途がたったので治療に使えるのではと再び注目されているニャ。
右手系サリドマイドであっても体内で左手系が出来てしまうと言う報告もあるが、左手系はほとんど体外に排出されるとする研究もあり今後も目が離せない物質ではあるニャ。

このように、右手系と左手系は様々なところで見つかるのニャ。

電子と陽子は電荷が同じで質量が違うがどちらにも反物資があり、エネルギーと質量の等価で見ると右手系左手系の問題に帰着すると見る方が自然ではないのかニャ。

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