NHK次期朝ドラ「舞いあがれ!」初回10月3日放送 放送回数は未定 同作から通常サイクルに
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このドラマのメインライター・桑原 亮は人気ドラマに経歴には乏しいものの、第54回ギャラクシー賞や平成29年度(第72回)文化庁芸術祭賞を受賞している作家で、文芸度の高い質の高いドラマを期待していたのですが、Wikipediaの作を見ると「エール」の脚本家の一人「嶋田うれ葉」が含まれていたことに失望感を覚えました。
NHK内部的には嶋田うれ葉の評価が高いのかもしれませんが、「家族のうた」は視聴に耐えるもののそれ以外は低俗恋愛ドラマ的な作風が目立ち、なおかつ自分の作風をおしつけてしまう傾向にあるので、「エール」の再放送があれば「家族のうた」だけは普通に見るものの、それ以外の回は見るつもりはありません。
私個人の感想としては、この方の登場で「エール」全体が低俗恋愛ドラマ化してしまったように思えました。
(放送再開後も特高警察が関内家を張り込みしている荒唐無稽な設定とかが目立ち、「夢の続きに」からは完全に低俗恋愛ドラマ化してしまったように思えます)
「エール」の脚本家の中で嶋田うれ葉は自分の作ったドラマを「エール」に押し込んでしまう傾向がありますが、清水友佳子は「夢のつづきに」は作風に疑問を感じたものの、「東京恋物語」は、次週予告を見た時には、鉄男の恋愛スピンオフストーリーに思えたものの「エール」の「ドラマをきっちり書いた上」で、鉄男の恋愛スピンオフストーリーを書けるのは評価できますし、「栄冠は君に輝く」は「エール」屈指の好ドラマ。
(「夢のつづきに」から低俗恋愛ドラマ化してしまったので、個人的には「栄冠は君に輝く」は「エール」のクライマックスだと思っています)
せめて自分の作風を無理やり連続ドラマに押し付けない清水友佳子にして欲しかった。
(吉田照幸は本来は演出家とのことですので難しいかなぁと思います)
NHKは「ちむどんどん」の青柳和彦と大野愛の資産家令嬢イジメとしか思えない、親が白金台にマンションを持っている資産家令嬢が婚約破棄されてしまう低俗恋愛ドラマを放送して、視聴率を下げてしまったことを凝りていないのでしょうか?
mixiのつぶやきを見ると、この路線を批判している人が目立っており、これは私だけの意見ではありません。
NHKの内部事情はよく分かりませんが、「舞い上がれ!」はギャラクシー賞や文化庁芸術祭賞受賞作家が描くドラマなので、「おかえりモネ」のような見ごたえのあるドラマを期待していたので、「エール」の作風を事実上低俗化させてしまった嶋田うれ葉起用はガッカリ。
「舞い上がれ!」を見る前の期待度は80点でしたが、放送途中で真面目に見るのをやめてしまう「ロス」状態に陥るのはほぼ確実でしょうね。
「ちむどんどん」は基本的なストーリーは最後まで見ると思いますが、青柳和彦と大野愛の霊愛ドラマの部分は早送りするつもりです。「舞い上がれ!」もその週は視聴に耐えないとか、あまりにもばかばかしいのでその部分は早送りする回があるのは確実なんでしょうね。
(大野愛役の飯豊まりえには罪はないと思うのですが、資産家令嬢イジメとしか思えないドラマ展開には耐えられません)
NHK全体としては良質な朝ドラをつくろうとしているのかもしれませんが、低俗恋愛ドラマ化しようと画策する派閥的なものがあるように見えて残念です。
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