アニメ時評５７２

「ラブオールプレイ」

原作：小瀬木麻美。ポプラ文庫ピュアフル。シリーズ構成：金春智子。キャラクターデザイン：金田莉子。制作：日本アニメーション／OLM。監督：竹内浩志。部活もの。バドミントンもの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さめ。動きはとてもいい。
内容は、中学で無名の選手が有力高校からバドミントンでスカウトされた男子の話。
日本アニメーションが制作するスポーツもの。かつては「ドカベン」がある。しかし、近年は実績がない。試合の場面での動きが少しぎこちない。
顔の表情の付け方はいい。斜め下からのアングルがとくにいい。
背景が少し弱いのが気にかかる。

５話まで。


「群青のファンファーレ」

制作：Lay-duce。シリーズ構成：Team Fanfare。メインライター：福島直浩。キャラクターデザイン：かんざきひろ。監督：加藤誠。競馬騎手もの。
絵は明るい。背景は濃い。深度は深い。キャラの頭身は高め。目は小さい。動きはとてもいい。馬は手描きとCGを併用。
内容は、アイドルを休養して競馬学校に入学した男子の話。かつてのスマップを思わせる。
同期生は個性派ぞろい。珍しく女子もいる。競馬学校は、男子は坊主だっはずだが、変更になったのか。
競馬を扱うにしては、話の展開が軽い。競馬は、馬も人も命懸けだ。

継続。


「キャップ革命　ボトルマンDX」

原作：タカラトミー。キャラクターデザイン：小野早香。サブキャラクターデザイン：神山麻美／加藤春奈。メカデザイン：田村亮太。助監督：球野たかひろ。シリーズ構成：山本カズヨシ。制作：GAINAX。監督：川崎逸朗。おもちゃ連動企画。バトルもの。１５分作品。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は低め。目は大きい。動きはいい。
内容は、ボトルマンというボトルキャップを飛ばすおもちゃでサバイバルゲームをする話。
この世界では、BMNという組織がボトルバトラーランキングを発表して、ボトルバトラーたちをノーマルからブロンズ、シルバー、ゴールド、さらにスター、さらに上位の三闘神にランク付けしている。
飛ばすキャップはどんなキャップでもいいらしい。観客は応援するバトラーにキャップを投げる。
作中のボトルマンは、キャップを１０メートル以上飛ばしている。実際の商品よりも強力。
同じスポンサーの「ベイブレード」と同じ匂いがする。

見送り。