ウクライナ情勢について

■プーチン氏「ロシアのため他に方法なかった」　ウクライナ侵攻正当化
(朝日新聞デジタル - 04月12日 21:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6920674

『ロシアが悪い』という答えありきで展開されているから意味のない報道ですね。

本来、思考するということは非常に大切なのに、ウクライナ問題に関しては『ロシアが悪い』以外の考察をすると猛バッシングを受けます。
そりゃあ、ロシア悪！　ウクライナ正義！　正義の側に付いている俺たちも正義！
なんて短絡的に考えたら気持ちがいいでしょうけど、それでは何も話が進まない。

推理小説でいう「犯人は〇〇に決まっているだろう」というが頑固刑事に対して、探偵が状況証拠を客観的に積み上げていく(コナンなど)展開がありますが、まさに凝り固まった概念ですね。

正しい、間違っているではなく、どうして侵攻するに至ったのか。
それを知ろうともせずに結果ありき。
こう書くと勘違いする人が多いけど、ロシアの正当性を唱えているわけではなく、大所高所から展望を望みたいと思うのが普通じゃないの？　と言いたいだけ。

子供の喧嘩で、『息子がクラスメイトを殴った』なんて学校から連絡が入ったら、言い訳も聞かずに息子を𠮟りつけるようなもの。
理由も聞かずに一方的に叱ったら子供との信頼関係は無くなるよ？　ってだけの話。
親だったら、どうして叩いたの？　と聞くのが正しいだろう。

同じ尺度で考えたら、ロシアへ対して何故侵攻した？　と聞くのが先だっただろうと言いたい。
そこで、承服しかねるならはじめて非難をするべきだった。

こう回りくどく書いても「ロシアが侵攻したのが悪い！　はい論破ｗ」と言われてしまうともはや考察という概念が欠落していて話にならないんだけどね。

チェス盤をひっくり返すと見えてくる事実もある……かも知れないしないかも知れない。
それだけの話。