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2022年03月21日11:26

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一連托生!遣いの子と神の丑|アリアンロッド2E

【TRPG感想】
先日は青海さんがGMのアリアンロッド2E(注1)でした。

いよいよ11回。
予定では13回で最終回なので、あと2回。
次がムクさんで、最後はTSさんがGMの予定。
青海さんはこのキャンペーンでは今回が最後のGMです。

今までの積み重ねが発揮されたような素晴らしいセッションでした。
いやー、やっぱり青海さんは重ねた経験値がきちんと増えていくのが本当にすごい。
勉強家で努力家なんだろうなぁ。

さて、ではキャラ紹介。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):エウメニア・ティスピニ(ムク)
性別/年齢/種族:女/23/エルダナーン
クラス:クルセイダー/ウォーリア/プロフェッサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=949

プリーストから《スピリチュアルウェポン》を取得してさらに支援力を強化。
クルセイダーは【精神】の値だけパワーアップしていくので、じわじわと固定値が増えていくのが強いですね。

あとレガシーとメインプロセスのどっちでも《ヒール》できるのが強い。
ウサミみたいにHPが多いキャラクターを耐久できるのは強い。

ロール的特徴:
しかし戦闘より今回のエウメニアさんはロールでしょう。
実は1回ぐらいしか登場していないNPC、でも設定的には何度も親交していたNPCときちんと交流してたのが印象的でした。

その他
設定の反映速度がものすごいムクさんでした。
ムクさんのこういう瞬発力みたいのっていつもすごいと思うなぁ。
多分頭の中で、しっかりキャラクターのイメージができているから取り入れるんだろうな。

■名前(PL名):ルーシー(TS)
性別/年齢/種族:男/不明(20人ぐらい)/グライアイ
クラス:メイガス/バートル/メンター
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=951

固定値を上げるために東方クラスのバートルにクラスチェンジ。
レベル30になって最強の騎竜である王龍に騎乗。
演出的には、風を身に纏い、空中に少し浮く感じ。
おかげでダメージも移動力もアップです。

魔法剣で相手を崩し、リアクションダイスを減らした上で三連続魔法が冴え渡り、
重要なダメージディーラーでした。

ロール的特徴
初登場時は記憶のない妖魔PCでミステリアスな雰囲気のあったルーシー。
それに比べて「あのお方」の力が左手で疼いてきた最近、
「これが力なんですね。ぞくぞくします」
とかなんだか力に溺れる小市民っぽい、俗っぽいセリフが出てきたぞ(笑)。
青海GMが好意的に「人間性を取り戻してきた」とか評価してたけど、雑魚っぽくなってないか(笑)。
今まで見てきた中二病キャラとはまた一線を画す感じのロールプレイで、本当にTSさんの引き出しの広さ、深さには驚かされます。

その他
大ベテランのTSさんです。
いよいよ次回は本キャンペーンのPLとして最後の参加。
ルーシーはどうなるのか。
最終回どうするのか。
とっても楽しみなので期待しています!

■名前(PL名):ウサミ(フィロス)
性別/年齢/種族:女/17/ジェルボア
クラス:ドレッドノート/サロゲート/チェイサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=946

このキャンペーン、毎回リビルドするレギュレーション(注2)のためにとにかくお金がないんです(笑)。
そのため、サロゲートやバートルみたいな「スキルで装備が入手」できるクラスが多用されるんですが、、、。
ついにたまってきたギルド資産から39万Gもする最高級の騎乗馬を購入。
おかげで《ラッシュ》含めたダメージが40点もアップです。

仲間の支援も受けて1000点級のダメージを戦鬼で連続で叩き込むのは爽快でした。
ドレッドノート楽しー(笑)。

ただ今回は致命的な弱点も明らかになり、、、。
これから成長どうしようかなぁ……。

ロール的特徴:
「先輩(ツッキー)殺す」から始まって今は「先輩大好き」になったわけですが……。
なかなか難しいロールプレイです。
詳しくは考察で。
技術的にできることはわかっているのにフィロスの技量が追いついてないので、やりがいがあるとも言えます。
さて、このジャジャ馬をどう遊んでいけるか、これからも頑張っていきましょう。

その他:
キャンペーン終盤になってくるこういう雰囲気が大好きなフィロスです。
今まで関係性を作っていた敵NPCが退場してくと、なんだかしみじみするというか、ドキドキするというか「物語がクライマックスに向かってる」感があっていいですね。
リレーキャンペーンゆえに最後の盛り上がりがどこでどう出てくるのかわかりませんが、それも含めて楽しみです!

◆粗筋
■前回までの粗筋
現代地球からの転生者、恵流。
魔族に故郷を滅ぼされた復讐の戦士、エウメニア。
種族のQOLを上げるため、研究を続ける魔術師、アシュ。
三者三様の理由で冒険の港と呼ばれるヒルベニアに集まった3人は、ギルド「ハウンド」を結成。
依頼をこなすうちに地下のエルダの遺跡を見つけ、
そこでエウメニアの仇の魔族や恵流の父の竜人と出会う。
魔族マヅラーに囚われたエウメニアを助け、ヒルベニアに平和をもたらしたところまでが前キャンペーンのお話。

マヅラーの残した「ドラグコア」というマジックアイテムで、十二支の特徴を持った魔族がヒルベニアで暗躍し始める。

運命の風に導かれたと自称する妖魔魔術師、ルーシー。
過去のトラウマから戦いを退いていたシーフ、ツッキー。
そんな濃い2人をハウンドに迎え、次々襲ってくる十二支魔族を撃退する一行。

ツッキーのトラウマだったウサミを魔族の手から解放し、十二支魔族を倒していく仲間たち。
倒された十二支魔族はルーシーの肉体に宿る「あのお方」(注3)に吸収されていきます。

ツッキーとウサミを罠にはめた龍と寅の魔族を2人で協力して退治。
いよいよ残る十二支魔族は残り6人になりました。

■オープニング
まずは毎回おなじみ魔界の円卓。
珍しく魔族たちが勢揃いしているが、空席が目立つ円卓。
残っているのは6人。
子のタモン
丑のテンノウ
午のマヅラー
申のバリン
酉のガル
戌のシュリ

タモン「半分の席があのお方の元へいき、今や復活は目前。もはや我々が犠牲になる必要はないかもしれませんが……」
マヅラー「ただあのお方の力を完全にするためには、わたしたちの命が必要」
タモン「ええ、ただまあ、あなたの作ってくれた新しいドラグコア、あれは面白い。空間の強い感情を吸収できる機能はあのお方のためになる」

タモンとテンノウが立ち上がります。

テンノウ「俺の分身であるテンの役割もおしまいか。ただ、あいつにはあいつの心がある。できれば汲んでやりたい」
タモン「チューチュチュチュ。もちろん。わたしとあなたの仲ですから、配慮しましょうとも」
マヅラー「いってらっしゃい」
タモン「チュチュ、この場合、『さようなら』の方が適切かもしれませんね」
ガル「……タモンっ」
バリン・シュリ「姐さん……」

無言で立ち去るテンノウ。
笑いながら去るタモン。
それを悔しげに見送るガルと、姐さんを心配するバリンとシュリ。
何を考えているのか、不気味に笑うマヅラー。

魔族側にも色々思いが錯綜してる感じでいいですね!
タモンとガルは古株っぽい空気を出していたので、昔からの付き合いみたいなのがあるのかもしれません。
この辺り、青海GMのNPCは本当に生き生きしてるのでマスターシーンを聞いててニヤニヤできますね。

ところかわってウサミは、ツッキーとイチャイチャするシーン。
身体の傷を心配されて、心の中では「自動修復機能で直ってるんだけどな」「機械の身体見られるの恥ずかしいな」と思いつつ、ツッキーに身体を触られるのが気待ちいいと思ってされるがままに。
百合空間を醸成してますが、フィロスが恥ずかしくてロールプレイが十分できないのが歯痒いですね!(笑)

ルーシーは、アーブさんの親父さんで転生者のハーチさんのところへ。
十二支魔族の半分が「あのお方」に吸収され、最近エリンディルの夜空に「新たな星」が現れたとのこと。
次第にルーシーの中の力が強くなっていくのと合わせてルーシー自身が、最初にあったミステリアスさを失って俗っぽい感じになっていくのが面白い(笑)。
台詞を書き出すだけだと同じなのに、声の節や調子で文字にできない演技するTSさんすごいんだけど、感想書くの困る(笑)。

エウメニアさんは今回のヒロイン、テンさんのお料理教室へ。
そこで「料理修行に行くために、店を畳もうと思う」と告げられます。
まだテンさんが魔族テンノウの分身と知らないエウメニアさんは、理由を問いますが、そこはうまくはぐらかされてしまいます。

テン「エウメニアさんの求める家庭料理は、俺の店で出す料理とはまた違うものだ」
テン「教えられる基礎はもう全て教えた。後はエウメニアさんが繰り返して、エウメニアさんの家庭の味を作っていくんだ」

感想戦でも少し聞きましたが、このあたりの料理にかける言葉は青海GMの深い考察があるので重く響きます。

■ミドル
ハウンド全員が集まり、ルーシーの体調と天に増えた星の話、あとテンさんのお店が閉まる話を共有。
晩御飯を、テンさんのお店で、テンとエウメニアさんが振る舞ってくれることになりました。

特にイベントのない時間はすっ飛ばして晩御飯。
満貫全席のようなコース料理に舌鼓をうち、食後のデザートを食べていると突然、エウメニア、ルーシー、ウサミ、それとテンさんが異空間に飛ばされます。
一緒にいたアシュさん、エルちゃん、ツッキーはお店の外に。

タモン「チューチュチュチュ。別れを惜しむ大切な時間に失礼するよ」
エウメニア「こんなときに!」

タモンから丁寧な解説がありました。

・この異空間はメリーが使っていた感情を集める空間を再利用したもの。
・「あのお方」の復活はもう間近。さらに力を集めるためにタモンとテンノウが現れた。
・エウメニアさんやウサミの強い感情を収集させてもらう。
・街にまた毒ネズミをばらまいたので、はやくタモンを倒さないと被害が広がる。
・テンさんはテンノウの分身。ずっとスパイ活動をしていた。

テン「あと数日待ってくれるんじゃなかったのか。せめてみんなと分かれてから!」
テンノウ「すまない。俺もそう思っていたんだが……」
タモン「敵を騙すにはまず味方から。テン、あなたはいい感情を持った。そして、今不安と怒り、とてもいいマイナス思念ですよ」

タモンの手の中のドラグコアが輝き、テンさんが取り込まれてしまいます。

エウメニア「おのれぇ! 我らの別れの場を邪魔するだけに飽き足らず、仲間までも裏切るとは!」
タモン「チュチュ、エウメニアさんも良い感情です。その調子ですよ」
ウサミ「タモン、、、あんたはあたしが殺す、、!」

エウメニアとウサミの殺意を笑いながら流すタモン。
そこには、すでにこの異空間でハウンドに倒されることを覚悟したような雰囲気があります。

タモン「さあ、戦いましょう!」

戦闘前タイミングで、タモンがネズミの洪水を呼び出して戦闘開始です!

■クライマックス
HPダメージ1500点分のネズミの大津波が迫り、PC3人が行動1回ずつで出したダメージの合計だけ削れる、というパワーの攻撃です。

キャラクター紹介にも書きましたが、ウサミには致命的な弱点があるのです。
それは「セットアッププロセスで召喚具を召喚しないと、めちゃめちゃ弱い」というもの。
今回見事にその弱点にマッチしてしまい、ダメージ出せないなーと悩んでいたところ、、、。

エウメニア「これ、受けきってダメージゼロにしたらいいんじゃ?」
ウサミ「それだ!」

ウサミはどんな大きなダメージを受けても、倒れて起き上がるという戦法をとるアリアンロッドにしては特殊なPCです。
そのため、1000点だろうが1万点だろうがウサミにとっては「戦闘不能1回」になるのです。
GMの想定していたダメージ相殺ではなく、エウメニアさんのアイデアで「受け切る」方針に作戦変更するPCたち。
なんとかダメージを最小限にして戦闘開始です。

ルーシーがエネミー識別すると、出るわ出るわオリジナルスキルの山(笑)。

タモンは5連続魔法攻撃に、行動済みになるたびにBSを与えてくるネズミ使い。
うっかり攻撃するとリアクションでポーションとかをかじってくるネズミがいやらしいです。
テンノウはリアクション型。
しかもリアクションで攻撃する直前に料理で超絶パワーアップするという特殊能力持ち。
さすがはテンさんの本体だけあります。

そしてタモンに驚愕のスキルが。

ルーシーの中の人「、、、これどういうこと?」
ウサミの中の人「倒したら、自分と同じ能力持ちを召喚して死ぬ。つまり死なない?」
GM「はい。死にません」
エウメニアの中の人「シーン1回とかのスキルは?」
GM「新しいエネミー扱いなので回数も復活します」
ルーシーの中の人「やべーじゃん。これどうするの」
GM「もちろん、ギミックがありますので(笑)」

セットアップを進めつつ、今回のヒロインテンさんの救出方法は「マイナー3回消費して声をかける」と公開されました。

死なないタモンはおいといて、まずはテンノウから殴ることに。
変なことをされるまえにウサミが《カリキュレイト》で割り込んでいきなり全力全開!
さっき戦闘不能から立ち上がったところなのでHP1からの《死神の手》+《戦鬼》、そこに《ディバインフォース》やら《ボルテクスアタック》ものせて、敵のアフェクションもどきをきらせつつも2000点のHPをもぎとります!
中途半端な達成値だとテンさんに反撃を許してしまうことから、エウメニアさんはGMと交渉。

エウメニア「マイナーとメジャーも使って、マイナー3回分になりませんか?」
GM「おー、2回分なら、、。あ、でもテンさんと親交を深めていたエウメニアさんなら特別にオッケーです」
エウメニア「やった!」

エウメニア「テン殿、あなたが料理を教えてくれたのはわたしたちを騙すためではなかったのだろう?」
テン「そうだ……俺は。純粋なエウメニアさんの料理への情熱に動かされて」
テン「でも、俺は、君たちを騙していた。魔族の側の存在だったんだ」
エウメニア「料理を前に魔族も人間も関係ない! もう一度出てきて、わたしと料理を作ってくれ!」

ドラグコアが砕け、エウメニアさんの腕の中にテンさんが倒れてきます。

テン「わかっているんだろう。テンノウを倒したら、分身の俺も消える。こんなことをしたって」
エウメニア「無駄ではない! こうやってもう一度話せたではないか!」
テン「……エウメニアさん……タモンの不死身は無敵じゃない。なぜ俺が分身として作られたのか……」
エウメニア「!!」

ここでGMからギミック公開。
テンノウを倒すと、一緒にタモンも倒れる、というギミックでした。
十二支の逸話「牛の頭に乗ったネズミが一番乗りした」という昔話に沿った設定にPL一同唸ります。

タモン「チュチュチュ。手品の種がバレてしまったようですね。そう、わたしはテンノウと運命共同体」
テンノウ「俺とタモンは、あのお方のため、最も古くからずっと動いてきた。因縁ってやつかな」
テンノウ「まあでも、だからって負けてあげるほど優しくもないけどね!」

ルーシーの三連続魔法にもリアクションを合わせようとダイスをふるGM。
たまに6の目が出てPL側がひやりとする場面もありつつも、なかなかリアクションが成功しません。
命中がそこまで高くないエウメニアさんはひたすらウサミにヒールや支援をかけてフォローします。
タモンの5連続魔法も、実はテンノウの料理によるバフをあてにしていたためには致命には至らず。

《再行動》からのルーシーの三連続魔法の途中で、タモンの支援でテンノウがクリティカル!
ついにシーン全体反撃が発動!
しかし、エウメニアさんとウサミが巧みに防御に動いて切り札を切りつつノーダメージ。
このレベルになると1回の攻防で切り札をぶつけあう感じです。

テンノウ「く、タモンの支援を受けてもこれが限界か! 今のがラストオーダー、かな?」
エウメニア「テンノウ殿、あなたの攻撃はもう届かない!」
ルーシー「これで、おしまいだ!」

ルーシーの三連続魔法が全弾命中し、テンノウはどうと倒れます。
その肉体は黒い風に包まれ、天に増えた星に昇っていきます。
同時にタモンも。

タモン「チュチュチュ、ご苦労ご苦労。でも最後に一噛みじゃ」

タモンがウサミを改造するときに予めしかけていた安全装置がウサミの中で発動。
命を削り、戦闘不能にします!
が、ウサミはこれを《パーフェクトボディ》で戦闘不能解除。

ウサミ「あんたの作った機能なんかで起き上がってあげないんだから!」
タモン「チュチュ、だが、もう一発はどうかな?」

非道にも2発目の安全装置が!
ウサミはこれを先輩から教わったと言い張る《ナロウエスケープ》で戦闘不能解除。

ウサミ「先輩の《空蝉》には敵わないけれど! これで戦闘不能解除!」
タモン「チューチュチュチュ、それではこれで最後じゃ」

タモンもついに黒い風に包まれます。
しかし、最後の指示に従い、使い魔のネズミが同じく消えつつあるテンさんの体にとどめをさしに行きます。
エウメニアがとっさにプロテクションをはって防ぎます。
笑顔で消えていくテンさん。

エウメニア「おのれタモン!!」
ウサミ「あのクソ魔族!!」
タモン「(声だけ)いい感情の昂りですねぇ。これも全て、あのお方の力に。チューチュチュチュ……」

2人の激情と残響するタモンの笑い声も吸収して異空間が閉じていきました。

■エンディング
街は、異空間の外にいた仲間たちの奮闘もあり、大事にはいたらない感じでした。
ルーシーは、仲間たちにことの顛末を報告。
天の新たな星こそが、「あのお方」の前兆に間違いないことを確信するのでした。

ウサミはツッキーに傷を診てもらいながらにやにやする百合空間。

エウメニアさんは、テンさんがいなくなってしまって片付けられていないお店の片付けをかって出ます。
回数は多くなくとも2人で料理し、並んで食事をしていた机に2人分の賄い飯を準備し、1人で食事をするのでした。

◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:5点
ストーリー:4点
ボーナス:4点

ロールは4点。
この面子としては標準ライン。
ゲームは満点。
数多のスキルが無駄なく組み合わさっていて、非常に面白かったです。
ストーリーもいよいよ最終回の雰囲気が近づいてきました。
ちょっと甘いかもだけど、ボスの矜恃にグッときたので+1点。
ボーナスは、戦闘バランスと時間の完成度の高さに+1点。

◯良かった点
・ギミック大好き青海GMの集大成。
・エウメニアさん、ウサミのつっつき方が上手。

◯悪かった点
・PCとしてのウサミの動かしにくさ。

個別解説!

・ギミック大好き青海GMの集大成。
青海GMといえばエネミーのオリジナルスキル。
特徴をとらえたスキルは面白いが、たまに情熱が溢れすぎて、複雑すぎたり、活躍する前に使いきれなかったりしていた。
ただ今回は、ほぼ無駄スキルはなく、脅威を感じつつギリギリ倒せる、かなりバランスが良いと感じました。

・エウメニアさん、ウサミのつっつき方が上手。
さすがキャンペーンを続けてきただけあって、エウメニアさんの料理への想いとかウサミの復讐心とかをつつくのがうまい。
敵の「自分は消えるけれど、大願を叶えるために消える」というロールプレイもぐっと来た。
裏方で策を練っていた敵キャラだけに、なるほどと思う幕切れでした。

・PCとしてのウサミの動かしにくさ。
GMや他のPLさんの動き方はかなり理想に近いセッションだと感じました。
ただ、その中でちょっとフィロスの動きとしてひっかかったのがこちら。
元々ウサミはNPCウサミンとして「ツッキーに憎しみを持つキャラ」として作り出された。
ゆえに彼女の中の精神構造は「先輩(ツッキー)とそれ以外」というシンプルな構造で作られている(注4)。
紆余曲折あってPCとして転生したウサミも基本的な骨子は変わらない。
また、明るく元気な陽キャなツッキーと対になるように、暗くツンデレな陰キャとして設定したがゆえに、、、ツッキー以外のキャラクターに対する会話が苦手なのである(苦笑)。
まぁ、「会話が苦手なツンデレ」っていうロールプレイをするのはそれはそれで面白いんですけどね。
今度はフィロスの力不足でそういうロールプレイをまだしきれていない、、、という。
ツッキーを使いはじめて最初の2回ぐらいも同じようなこと悩んでいたよな(笑)。
ってことはウサミももう何回か使っていたら慣れてくるかなぁ?
精進せねば!




ということで第11回でした。
いやはや、楽しかった。
このキャンペーンもあと2回かー。
前回キャンペーンの終わりから、ベテランPLたちに頼み込んで始めたリレーGMキャンペーン。
まさかの設定の連続で非常に楽しく進んでいます。
しかし最後まで気は抜けません。
「いいキャンペーンは、ちゃんと終わったキャンペーン」の言葉通り、
走りきってこそのキャンペーンなので最後2回も全力で楽しめるようにがんばるぞー!

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