8月のピークから下がり続け、日によってはひと桁に落ち着いていた新型コロナウィルスの感染者数は、ここに来て反転して来た様相になって来ました。
まだまだ人数的には少ない水準ですが、反転して来たというのが肝心なところで、恐らくしばらくは増加基調が続くものと推測されます。
そもそもどんどん減ってついになくなりました、とはならないと思っていましたので、こうなるのはある意味必然でもあるかもしれませんが、受験を控えた時期でもあり、やや緊張した心持ちでこの事態を受け止めています。
これまでの2ヶ月程、久しぶりに知り合いの居酒屋さんに行かせてもらったり、元生徒ともランチや夕食にも行ったり、これまでずっと我慢してきたことをだいぶやらせてもらって、それなりにリラックスして楽しみましたが、当面また緊急事態宣言中までのようなものではないにせよ、できる範囲で自粛するということを家族にも伝えました。
海外ではオミクロン株が爆発的な広がりを見せているようで、多くの報道によると重症化のリスクはどうも低そうだということですが、たとえ重症化はしないにしても、受験生が罹ったらどのような扱いになるのか心配なところで、とにかく何事もなく試験日を迎えられるように、私としてもできることはやっていこうと考えているところです。
全くの素人ですのでテレビの専門家の先生の受け売りですが、ウィルスの変異は感染力が強まるとともに弱毒化するというお話でもあり、前向きに捉えるならばオミクロン以降の変異は、毎年のインフルエンザのようになって、コロナ騒動は落着するのではないかとの見方もあるようです。
いずれにしても、まさかずっとこのままの世界が続くということはないとは思っていますが、直近の不安は、塾の生徒が感染したり濃厚接触者になって、受験の舞台にも上がれないようなことになってはというもので、これは後1〜2ヶ月の話なので、オミクロンであろうと何であろうと、コロナで一括りにされてしまうことは間違いありません。
私の大きな任務は、受験生の受験当日を良い状態で迎えさせることですので、コロナに道を塞がれることのないように最善のことをするつもりです。
とは言え、どんなに気を付けていても絶対と言うこともありませんし、多くの人が集まる場所ですので、他の誰かによって問題が起こることもあるかもしれません。
仮にそういうことになっても、やることはやっていましたということをお分かり頂くためにも、私自身が一番に気を引き締めていく必要がありますし、それが受験生やその親御さんに対する礼儀だとも考えております。
とにかく、社会的に見れば感染がそれほど広がらないこと、そして塾に何も起こらないことを願うばかりです。
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