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2021年11月12日10:10

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懐かしの海外ドラマ

その昔(1967年4月8日〜10月22日)、NHKで放送された海外ドラマに『タイムトンネル』がありました。開発途中のタイムトンネルに入った若き科学者トニー(ジェームズ・ダーレン)とダグ(ロバート・コンラッド)が過去や未来をさまよう時間の放浪者となって活躍する冒険アクション。20世紀フォックスが製作に関係していたことから、毎回映画からの流用シーンが使われていました。
当然、西部劇に関係ある時代にも行くことになり、「カスター将軍の最後」「リンカーン暗殺計画」「アラモの砦」「星からの侵略者」「ビリー・ザ・キッド」「死の商人」の5つのエピソードがあります。
「カスター将軍の最後」は、1876年のリトルビッグホーン近くの荒野に移動。二人はクレイジー・ホースに捕まりますが、ダグはクルック将軍の伝令に救われ、カスター将軍のところへ行きます。一方トニーは、クレイジー・ホースに連れられてスー族のキャンプへ。トニーはクレイジー・ホースとの決闘に勝ち、シッティング・ブルに信用されます。シッティング・ブルは戦争を望んでおらず、カスターとの和平交渉の使者としてトニーがカスターのところへ。トニーとダグはインディアンの大群が待ち受けていることをカスターに伝えますが、彼らの言葉を信用せずリノ隊に二人を預けて出陣。インディアンのキャンプ地やリノ隊が川の中州でインディアンと激突するシーンなど、映画『西部の王者』からの流用が多々あります。
画像1は、トニーとダグがクレイジー・ホースに襲われたシーン
画像2は、『西部の王者』からの流用シーン
「リンカーン暗殺計画」は、1861年の米国ボルチモアに移動。奴隷解放のためにリンカーンを暗殺して南北戦争を引きおこそうとするジョン・ブラウンの流れをくむ過激派の集会場所でトニーとダグは彼らの仲間に間違われます。ダグは暗殺計画を知らせようとしてリンカーンを護衛しているピンカートンに捕まりますが、リンカーンはダグを信用。リンカーンは戦争を回避しようとしているんですが、結局は南北戦争が勃発
「アラモの砦」は、1836年のテキサス・アラモの砦に移動。ダグはメキシコ兵と争った時に頭を打ち、トニーは医者を呼びに砦の外に出ようとしてトラビスと争いになります。戦闘シーンはジョン・ウェインが監督・主演した映画『アラモ』からの流用。トラビスやジム・ボウイは出てきますが、クロケットは登場しません。
「星からの侵略者」は、地球に侵入しようとする宇宙人のUFOに移動。トニーとダグは宇宙人に1885年のアリゾナの田舎町に連れてこられます。宇宙人の目的は食料の確保。UFOから脱出した二人は町の保安官に知らせますが、町はアパッチ襲撃の危機にさらされており、それどころではありません。騎兵隊が全滅するアパッチとの戦闘シーンは映画からの流用。作品名はわかりません。
「ビリー・ザ・キッド」は、1881年のニューメキシコ・リンカーンの町に移動。ビリー・ザ・キッド(ロバート・ウォーカー・ジュニア)の脱獄を妨害しようとしたことから二人はビリーに狙われます。しかし、追ってきたビリーを捕まえることに成功し、トニーが保安官のパット・ギャレット(アラン・ケース)に知らせに行きます。しかし、ギャレットは留守で、トニーがビリーの帽子と刻みのついたビリーの拳銃を持っていたことからビリーに間違われ、町の住民によってリンチされそうになるのね。史実とはかなり違う内容。スタンピードした牛の大群が町の中を駆け抜けるシーンは見た記憶があるのですが、作品名が思い出せません。
画像3は、ロバート・ウォーカー・ジュニア
「死の商人」は、1863年の南北戦争・ゲッティスバーグの戦場に移動。ダグは北軍に、トニーは南軍に助けられます。タイムトンネルの転送システムの影響でマキャベリがルネッサンスから転送されてきており、死の商人として南軍に火薬を売って戦争拡大を画策。タイムトンネル研究所のカーク中将(ホイット・ビッセル)・スウェイン博士(ジョン・ザレンバ)・アン博士(リー・メリーウェザー)は、マキャベリをルネッサンス時に帰そうとするんですが、時間と場所を確定しないと狙い通りにはいきません。ダグが砲弾の衝撃で記憶を失い、北軍将校と思い込んで南軍にいるトニーを狙うスリルもあります。戦争シーンは南北戦争が出てくる映画からの流用ですが、これまた作品名はわかりませ〜ん。


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