『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』 2021年60作目 ☆☆☆☆ MOVIX仙台
https://hinomaru-soul.jp/
コロナで劇場公開が遅れに遅れて、東京オリンピック2020の前に公開となりました。
冬のオリンピックですけど。
サブタイトルが全てを物語ってます。
1998年の長野冬季オリンピックでのスキージャンプ団体の日本代表の金メダル。
の裏で何があったかの実話ベースの話。
登場人物の殆どは実在の方で、スキー台と天候の安全を確認する「テストジャンパー」の話。
テストジャンパーは選手ではないし、「安全かどうかを確認する」わけだから「危険」でもある。
主人公は代表選考漏れした選手で、「何でテストジャンプなんか」と腐ってる。
主人公が腐ってるもんだから前半は雰囲気が重い。
おまけにテストジャンパーの中に女子高生が居るんだけど、昭和のクソ親父が「女がこんな事すんな!」と怒鳴り込んでくる。
当時は女子のスキージャンプはオリンピック種目じゃなかったけれど、昭和のクソ親父は本当にムカつく。
こんな感じで観てて「不快さ」が溜まってくるんだけど、中盤あたりからは主人公以外のテストジャンパー達や、昭和のクソ親父の娘さんの熱意が雪を解かす勢いで高まってきての終盤。
厳しいだけのテストジャンパーの監督が「テストジャンパーに選んだ理由」を話したあたりからテストジャンパー達が一丸となっての競技最終日。
天候が悪化し競技の中止が検討される。
中止になれば日本は金メダルは取れない。
金メダルの為には競技を続行するしかなく、続行するかどうかはテストジャンプで決める事に。
25人全員のテストジャンプが成功すれば競技続行。1人でも失敗すれば競技中止。日本にメダルは無い。
結果がどうなったのかは既に出ていますが、表舞台で頑張った人は当然凄いけど、舞台裏で頑張った、支えた人が居たからこその表舞台。
結果が分かってても涙が止まりませんでした…
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