ストレスからくる心の疲労の対処法があります。

新型コロナ社会になってステイホームのストレスで自殺者が年間４千人というデーターがあり若い層に増えていますが精神的ストレスは疲労の大きな原因になります。ストレスを溜め込んだ結果、鬱病なども起こしやすい現実があります。

自分自身を否定すると疲れがたまります。人から否定され、失敗するような事実からは感情は生じません。そこから自分を否定してしまうことで心に負担がかかります。思いを切り替えることが大切です。

人の情報収集能力は目からが８０％、臭いや手ざわりなどから１６％、耳から４％といわれるように私たちは目からは多くの情報を取り込んでいます。５分程度目を閉じただけでもかなりの気分転換やリラックス効果があります。心の疲れを取りたいと思ったら目を閉じて情報をしゃだんしてリラックスすることを心がけてみるのも方法の一つです。

仕事だけでなく、人間関係、周囲への気遣い、家庭、育児、恋愛関係など、社会で属しているあらゆる面で一生懸命になっています。もう十分に頑張り過ぎているから休憩することも大事です。

ぬるめのお風呂も効果があります。40℃より低い湯は副交感神経を高めて身体と心をリラックスさせる効果があります。最初の5分は首まで浸かる全身浴、残りの10分はみぞおちまでの半身浴にすると、全身の血流が良くなり、身体の深部体温を適温に保つことができます。好きな香りの入浴剤を使ったり、浴槽でストレッチしたりすることでさらにリラックス効果を高めてくれます。

モーツァルトの曲には副交感神経を刺激する音域が多く含まれています。特に「バイオリン協奏曲K218」や「K219」が効果的です。また、モーツァルト以外ではバッハの「G線上のアリア」も高い効果があります。

好きな音楽を聴きながら散歩したり、緑や自然と触れ合える公園や川沿いを散歩したりと、心の疲れも解放されます。車や自転車でなく歩くことです。

これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。