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2021年09月06日07:42

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ある日の妄想新聞

毎年お友達にエイプリルフールの日には、オリジナル妄想新聞をお送りしてます。
コレは、去年のモノ。


本文:

国際オリンピック委員会(IOC)は次のオリンピック開催を、アフリカ、未接触部族オリパラピクに決定したことを発表した。20xx年のオリンピックには当初他にニューヨーク、武漢、ローマ、マドリッド、ロンドンが立候補を表明していたが、4月1日、これらの5都市が辞退を表明したため、残ったアフリカ大陸の未接触部族オリパラピクが、招致を勝ち取った。
かつては多くの都市が争った招致合戦も、近年は驚愕の財政負担に対する不安から冷え込みが厳しくなっていた。立候補が集まらず、オリンピック委員会は手当たり次第、世界中に使者を送り、やっと、アフリカからの未接触部族を含む6都市からの立候補を取り付けたのだった。が、今回の5都市の辞退の結果、自動的に残った1都市での開催となる。
オリパラピクはアマゾンの奥地に居住する150人ほどの都市国家で、今まで文明社会との接触は無かった。しかし昨年、道に迷って訪れたオリンピック委員からの説得を受け、招致を決意、今回の立候補につながった。同委員会コローナ会長は、「アマゾンの都市国家での開催はまさに原点。」と意欲的だが、良いことばかりではない。オリパラピクは今まで文明社会との接点が無く、文字を持たない。契約をどう、結ぶか、競技やその理念などをどう、理解してもらうかなど、問題は山積みだ。候補を降りた都市の市長らは以下のようにコメントを寄せた。(匿名)
「オリンピック招致?もう、無かったことにしたい。」
「アレは単なる選挙戦略。やるつもりなんかあるわけない。」
「オリンピック?バカじゃないか。最後のバカは東京にしてほしい。」

夏季五輪オリパラピク開催の訃報を受けて、巷では様々な議論が沸き起こっている。今回のコロナ騒ぎで倒産したホテルの従業員、Nさんは「次はエボラで騒ぐつもりですかね。」と厳しい。しかし否定的な意見ばかりではない。「アフリカ奥地?だったら、きっと誰も選手なんて来ませんよね。僕でも金メダルとれるかな。」と、元陸上部という会社員の男性は意欲を見せる。夏季五輪をめぐっては、すでに開催が決定している都市でも、「無かったことに」の声がささやかれている。今後の展開に期待したい。



■2030年の札幌冬季五輪「何とか実現したい」 橋本聖子氏が意欲
(朝日新聞デジタル - 09月05日 16:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6656014
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