狡猾なことだ

飯塚被告の弁護側は
最初から無罪を狙っては居ないのが
うっすら見えている。

手続き上
「無罪を主張」してはいるが
狙いは別だろう

車には飛行機で言うところの
フライトレコーダーのように
作動を記録するシステムがあるのを
理解したうえで
『車の不具合』といったり
踏み間違いは”絶対してない”と述べず
『私の記憶では』との文言を挟み
言質をとられぬように立ち回る
これは
無理筋と充分に理解している証拠だ。

弁護側の狙いは
「無罪」ではないね こりゃ。
主張を退けられる事を前提に
有罪・無罪ではなく
「刑の執行の中止」に持ち込もうとしているのだろう
だから
被告は難病指定の疾病を患っていると述べて
法廷の場で伏線を張った
70を遥かに超えた齢90歳で
その上 難病指定の疾病を患っていると
法廷の場で述べたうえで
有罪・無罪に関わらず
『刑の執行の中止』そこを狙うはずだ

それを確実にする為におそらく
主張を退けられ有罪になることを
含みおいたうえで
控訴・上告と時間稼ぎをするに違いない
用意周到に企んでいるわけだ
法廷戦術として認められている手法だが
こんな人間にはなりたくないもんだ。

被害者遺族の心情を考えれば
やるせない、しかないな
しかし・・
あれだけ甚大な被害を生んでなお
検察の求刑が「禁固7年」とは恐れ入る
過失運転致死ならば確かに上限だが
危険運転とか過失ではなく
持病かくして運転ならば故意だしね

罪名が同じなら全て「横並び」の弊害だわね
事件、ひとつひとつ背景も状況も異なるのに
とんでもないな

池袋暴走事故、禁錮7年を求刑
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