スーパーヒーロータイム　7/18

林先生の仮面ライダー講座、各世代のライダーが満遍なく紹介されましたが、DCDとジオウだけ一瞬たりとも映像がなかったのは、鳴滝のせいなのか、士か我が魔王が林先生を怒らせるようなことをしたのでしょうか(^_^。そしてほんの一瞬しか映像がなかったウィザードも同様ですね(^_^。

今回は映画公開記念の合体スペシャルでしたね。セイバーにヨホホイ、ゼンカイジャーに神代兄妹が登場しました。

・仮面ライダーセイバー

今回のセイバー、個人的に一番面白かったかもしれません。面白かったというか、こんなセイバーが見たかったという感じですね。

まずは登場人物が非常に個性的で、それぞれの役割を果たしていたこと。飛羽真は本職の小説家として次回作に悩んでいたり、ヨホホイに本の素晴らしさを伝えていましたし、倫太郎はツッコミ役としてヨホホイのダンスに疑問を投げかけ、さらに自分だけ織姫ワルドの技の正体が分からないという視聴者の立場を表現。賢人は飛羽真と行動しフォローや織姫ワルドの技の正体を冷静に分析。さらに芽依もコメディメーカーとして物語を引っ掻き回してもはや持ちネタの爆発芸や結果オーライで重要な役割も発揮しちゃうという、とてもスッキリとして見やすいキャラ設定になっていましたね。プラスヨホホイの立ち位置もまた良かったですよね。

あと、ワンダーワールドでしたか、CGだらけの世界ではなく、普通の世界で普通にロケしていましたよね。コロナ禍ですから仕方なくCG背景の中戦わなければならないのは分かるんですが、なんか別世界に飛羽真たちだけが戦っている感じがして、現実味がないというか、見ている私には緊迫さが伝わりにくいなと思いながら見ていました。でも今回は普通の世界が舞台でロケで屋外でしたから、ちゃんと人類の自由のために仮面ライダーは戦ってくれているんだなって伝わるんですよね。CGを否定しませんが、私も古い人間なので、やはりちゃんとロケで空の下戦ってほしいなと思っています。

しかし織姫ワルド、短冊に書いた願いが叶うのではなく、叶っているように思い込ませるなんて使いようによってはかなり怖いですよね。思い込ませるだけでも現実にできちゃいますものね。

あ、七夕の説明の時の牛、もしかして倫太郎が入ってたのでしょうか(^_^。

・ゼンカイジャー

こちらには彦星ワルドが登場。改めて世界をまたにかける世界海賊っていうヨホホイの設定はうまく考えましたよね。今回のような合体スペシャルだけでなく、5年後の戦隊50作記念とかが制作されたときに、戦隊の世界を行き来できるヨホホイが、それこそDCD的役割を果たせますものね(^_^。

ワンダーライドブックをヨホホイに盗まれたので神代兄妹がゼンカイジャーの世界へ。一方カラフルではちょっと時期外れの七夕の準備がされていて、はしゃいでいたマジーヌがパッと消えちゃう一大事が。さらにヨホホイと神代兄妹が争い、それに介人タチが巻き込まれているときにサーベラが消えちゃう事態が！

結局、彦星ワルドは髪を結んでいる女性を誘拐していただけなんですよね。フリントを捕まえろという命令はあったようですが、結局捕まえることはできませんでした(^_^。捕まえたとしてもサーベラにマジーヌも一緒じゃ結果は同じですよね。

妹が消えたことで大混乱となっているお兄様。そこで彦星ワルドを引き寄せるために介人やお兄様、ジュランたちまで女装作戦を決行。これも戦隊の様式美ですよね(^_^。そういえばキラメイジャーはなかったですね(^_^。充瑠とか女装似合いそうだったのになぁ。

それにしても神代兄妹。登場当時の圧倒的な強さと存在感から、ゼンカイジャーの世界で女装するなんてまったく予想できなかったですよね(^_^。

手に入れたお宝を返す気はサラサラなかったヨホホイでしたが、もしフリントがサーベラのように誘拐されたら…と思い、急いで戻るとフリントは無事なばかりか新たなギアまで開発していました。改めて妹に感謝したヨホホイ。ギアを介人たちに渡し、ライドブックをお兄様に返して援護しましたね。こういうところがまたヨホホイの魅力なんですよね〜。ちゃんと反省してすぐ切り替えられるんですよね。あ、スヤスヤお布団に寝てたカッタナーたちが可愛かったですね(*^^*)

介人も、マジーヌを信じているから、自分たちは彦星ワルドを全力全開でおびき寄せて倒すだけ！っていう決断の仕方も良かったですね(^_^)。

セイバーは今回、本編とまったく関係無かったですが、ゼンカイジャーはヨホホイパワーアップ回でもある重要な話だったんですよね。妹の作ったギアで強くなる兄、かっこいい！ダンスも新しい！(^_^

ロボ戦もしっかり倒して、サーベラはマジーヌに抱きつくという中の人の趣味も達成し(^_^、セイバーの世界に帰って行きました。

合体スペシャルって変に中途半端だったり、わちゃわちゃして終わることが多かったですが、今回はそれぞれの世界に行った人を極力減らして厳選したことで各ストーリーの世界観を壊さず、かつ入ってきたキャラをしっかり掘り下げることができたのでとても良かったと思いました。来週は五輪ワルドのせいでお休みですが、その分映画を観に行ける方は今週末に観に行かれたらいかがでしょうか。