アニメ時評５４２

「探偵は、もう死んでいる」

原作：二語十。MF文庫J。KADOKAWA。キャラクター原案：うみぼうず。シリーズ構成：赤尾でこ。キャラクターデザイン：伊藤陽佑。制作：ENGI。副監督：福元しんいち。監督：栗原学。探偵アクションもの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は深い。キャラの頭身は高め。目は小さめ。動きはいい。
内容は、秘密組織「スペース」の人造人間と戦う女子探偵とその助手の中学生男子の話。
中学生男子は巻き込まれ体質で、ある日ワゴン車で拉致されてアタッシュケースを持って旅客機に搭乗するように指示される。
旅客機はハイジャックされる。そこで、探偵を自称する女子にむりゃり助手にされる。
ハイジャック犯は人造人間で耳が触手にして攻撃してくる。
女子は高い運動能力を持つ。男子が持っていたアタッシュケースには火石銃が入っており、それを使用して人造人間を逮捕する。
探偵よりもアクションの要素が強い。

5話まで。


「ぶらどらぶ」

シリーズ構成：押井守。キャラクターデザイン：新垣一成。助監督：菅野幸子。制作：ドライブ。制作協力：Production.I.G。監督：西村純二。原作／総監督：押井守。吸血コメディ。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。一部実写。キャラの頭身は低め。目は大きめ。動きはいい。
キャラがしゃべるときカットインがある。いまどき珍しい。
内容は、継母に追い出されて日本に迷い込んだ吸血少女と献血マニアの女子の話。
献血マニアの少女は、血液型がABOすべての特性を備えたキメラ型。
吸血鬼は、トランシルバニア出身の名門。
往年の「うる星やつら」を彷彿とさせるSFファンタジーのハイテンションコメディ。

継続。


「死神坊ちゃんと黒メイド」

原作：イノウエ。小学館。「サンデーうぇぶり」。シリーズ構成：白根秀樹。キャラクターデザイン：桑波田満。制作：J.C.STAFF。監督：山川吉樹。ファンタジーラブコメディ。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラはフルタイム３DCG。キャラの頭身は低め。目は大きめ。動きはいい。
内容は、触れると相手の命を奪う呪いを魔女にかけられた主役男子とそのメイドの話。
メイドは金髪碧眼の巨乳。やたらと挑発的。男子に触られると死ぬはずだが、気にしないようだ。
１話の前半は、登場人物が実質、二人だけ。かなり思いっ切った演出。

5話まで。