先週、先々週と土曜日出勤で疲れ切っていたので、今週土曜日が何も無くて週休というのは実にありがたい。
下の娘は大学の用事で出かけており、残りの家族出かけた昼飯はとんかつの「かつ秀」。すぐ近くにチェーンの「かつさと」もあるし、正直安い「かつさと」で安い「カツ丼」でも良かったのだが、家族と落ち着いた席でとんかつを食べようとすると、どうしても「かつ秀」のような店になる。
店に入ると、時刻が14時位だったせいか、自分達の他には小さい子供をつれた一家族だけだった。
そしてここにもタブレット注文が浸透しており、やはり新型コロナの感染が影響しているのが良くわかる。
注文は、悩んだが、茶碗蒸しが食べたかったのでそれが付いているロースカツとエビフライのセットにした。ソースは味噌。
熱々の味噌カツにたっぷりと和辛子を塗って思い切り齧って口中を肉と衣と味噌タレで一杯にして咀嚼して、効き過ぎた和辛子で鼻からツーンとしてしまった後は茶碗蒸しの優しい味で癒されるというシチュエーションを楽しみたかった。
そして注文した品は来たのだが、何と茶碗蒸しは未だ作っているので送れるという。
こういった日記に載せるために写真を取る必要があるので、全部揃っていないと紹介写真としては片手落ちとなってしまうので、家族が注文した品が揃って食べ始める中で、ひたすら自分は茶碗蒸しを待つ。
もう、冷めちゃうから先に食べたらと奥さんは言うが、ここはしばし我慢。子供が一足先に白飯を食べ終えてお替りを注文し、それと一緒に自分の茶碗蒸しがやっと来た。
そして写真をパシャリとしたあと、まずは待った茶碗蒸しを一口。うん、待っただけあって熱々でプルプルした出汁の効いた玉子生地が絶妙に美味い。最近家庭では奥さんが作らなくなって、冷凍(冷蔵)で買ってきては湯煎にかけて出すことが多くなった茶碗蒸し。久しぶりに出来立ての茶碗蒸しは旨かった。
トンカツは味噌タレが別の器なので、これに品を待っている間にゴリゴリと摺っていた白ごまを載せ、その上から、辛子を擦り付けたとんかつと一切れ箸で摘まんでどっぷりと付ける。そのまま口中へ。
甘い八丁味噌タレとゴマの香ばしさ、そして辛子の辛味が混然一体(辛味だけは一体とは少し離れてピリリとしているが)で歓喜を呼び起こす。白飯を食わずにはいられないのでバクバクと飯を口の中へ放り込む。
海老フライは1匹分の身とは言え海老自体が大きい。真っ赤になった海老の尾が満開の花のように開いている。これにはやはり別の器でタルタルソースが提供されている。海老フライ1個分としては多い量のタルタルソースなので、これまたたっぷりと海老フライにまぶして、頭の方からシャリッと齧り取る。
タルタルの塩味と酸味が混じってこれはまた、幸せな気持ちになって白飯をパクパク。大盛を頼んだのだが、アッと言う間に飯は無くなり、並盛で追加注文。無料だから財布に気兼ねなくいただけるのが嬉しい。
セットや定食は味噌汁か豚汁かを選択できるのだが、自分はとんかつには味噌汁で充分と考えるので、この味噌汁をズルズルと啜って一息。
2杯面の白飯も、とんかつと海老フライの残りでパクパクといただき、完食。白菜の漬物がところどころで良い感じのアクセント。あー肉食った。ご馳走様。
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