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2021年03月08日18:08

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札幌市内にある砂箱

以前にも日記でご紹介しましたが札幌市内、というか北海道全道の市町村にある「滑り止め用砂」が入った箱です。道路の(裏道含め)あちこちに設置されています。

今回のは今日撮影で以前とは違うタイプで蓋が付いていて、使い終わった後の袋を捨てる部分もあります。
フォト


いくつかのタイプがあるのですが、写真のものは多分ですが、一番新しいタイプではと思います。

また今回の箱は「北海道開発局」と書いてあり、国が設置したもののようです。
フォト


市内で見かける殆どのものは札幌市が設置したものなので、今回のはもしかしたらレアものかもしれません。

冬、特に春が近くなり溶ける→凍結を繰り返す時期になると路面はツルツルで極めて危険(歩行者も車も)なので砂は欠かせません。

しかしせっかく砂を撒いてもその上にまた雪が積もったり、気温が上がると撒いた砂が溶けた氷の中に沈んでしまい、またツルツル路面が復活してしまうのです。

これにはどう対処すべきか?
答えは一つだけ、またその上に砂を撒くのです。

3月末、または4月上旬まではこのように同じ場所でも何度も何度も砂を撒き続けるしかありません。

氷や雪が完全に無くなる4月上旬〜中旬になると道路には大量の砂が溜まっています。

市が回収して道路工事などの材料にリサイクルするのですが、その回収作業は殆どの場合作業員が竹箒で集めてトラックに乗せるという大変な作業となります。

凍結防止剤も車道には捲かれますが、これが効果を発揮するまで数分以上かかりますし、歩道に撒いても表面が溶けるだけなので歩行者には歩行上の恩恵はあまりありません。

やはり砂を撒くのがベストです。
代替え品で回収しなくても良いものが出来れば良いですが、やはりコストの問題が難しいと思います。

理想は路面下に温水パイプを埋没させるロードヒーティングですが、工事費と維持費がとんでもなく掛かるので危険箇所、観光客が多い場所しか設置されません。

富裕層は自宅前にロードヒーティング設置されるお宅もありますけどね。
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