『約束のネバーランド』 2020年105作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原
https://the-promised-neverland-movie.jp/
人気漫画の実写映画化。
こういうのを書くと邦画ドヤリや原作至上主義者が貶しに来るんだけど、映画として良く出来てました。
アニメ化もされていますが、やはりネタバレは厳禁なのでネタバレなしで書いていきます。
孤児院が舞台で、16歳になると里親の下に行く。
16際になる前に里親の下に行く子もいて、どこ子供達も一様に「手紙書くね」と云うものの、孤児院を出た子供からの手紙は一度も来たことがない。
ある日、小さな女の子に里親が決まり孤児院を出る事に。
その晩、孤児院の秘密を知ってしまった主人公達が院に居る兄弟姉妹の為に脱走を決意する。
と云った話で、謎のある個人院で育った主人公達が孤児院から脱走する話。
なので登場人物の殆どが子供。
子供なんだけど、主人公達は知的。
知的なので喋り方や単語が小難しくて年齢に見合っていない。
この「知的」なのもちゃんと意味があって、「知的=勉強している=脳を鍛えている」でちゃんと伏線になってました。
脱獄ものなので、他にも沢山伏線が張ってあって、後半の実際の脱獄シーンで生かされてました。
主人公の女の子が浜辺美波さんで、実年齢より若い役を上手く演じてました。実年齢より若い役は難しかったと思いますが、違和感はそんなに無かったです。
ほかの主人公達は皆さん子役で、芝居の上手な子が多かったです。
小さな子はそのまま子供でしたが、主人公の周りの子供達は「喋り方や思考が大人びている」ので、見た目とはギャップがありましたが、「設定上正しい演出」なのでこれはこれで良かったです。
孤児院の責任者、マザー役が北川景子さんで厳しい役を演じてました。
「母性」がキーになる役でしたが、多分撮影は妊娠の前だと思うのですが母親感が出てました。
マザーの部下でマザーを蹴落とそうとするシスター役で渡辺直美さんが出てまして、こちらは見た目同様に圧の強い役でした。
後半は脱走のシーンなのですが、子供ながらによく考えられていたし、追う大人の方も体を張って頑張ってました。
漫画だと「脱走した後」と「世界の核心」に触れる続きがあるのですが実写版はどうかな?
全く別の話になってしまうので。
続編云々はおいといて、楽しめました。
映画日記一覧
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=23096056&id=1381108346
映画blogはこちら。
http://blog.livedoor.jp/ken_taro/
ログインしてコメントを確認・投稿する