ジャンヌさんが帰国できるようにgeneralに連絡をする。
オイラが?
、、、
なんでそうなるの?
果たしてジャンヌさんからちんちくりんですっとんきょうでおっぺけぺえな依頼DMが届きやんした。
general、なんとなく意味はわかっていたでやんすが調べてみましたよ。色々意味があるのですが、この依頼から推察するに、
将軍とか大将などを意味するものと思いやす。
、、、
こいつは一体何わけかわらんことを言い出しよる?
あちらさんの主張は下記の通りでやんした。
・軍で一番の親友の戦死がショックだった。
・悲しみと絶望にとらわれ、死にたくないと強く思った。
・もうシリアキャンプには居られない。
・アメリカに帰国したい。
・一人残してきた息子のことも心配だ。
・お願い、私を帰国させるよう将軍に頼んで〜。
・別の同僚が奥様に同じ事をしてもらって帰国しているのよ。
・generalのメアドを教えるわ。
、、、
、、、
なんじゃこりゃ?
混乱を通り越して思考が完全停止する直前の脳みそをふるいたたせつつ考えましたよ。
一応、一応、念のため、念には念をということで、本当のことだという前提で。
、、、
無理でした。
仮にあたくしが米軍の将軍に
「ジャンヌを帰国させておくれよ。」
とお願いをしたとしましょう。
、、、
イエスとは言うはずがねえだろうよ!
あちらはいわば軍隊を統率する司令官のお立場にいらっしゃる、アメリカを代表するお偉いさん。
あたくしはというと、政治家でも自衛隊関係者でもなければ金持ちでもないし、ましてや米軍との繋がりなんぞは全くないのでございやす。
米軍横田基地のカーニバルに遊びに行った程度の関係なのでございやすよ、ああた。
そんな立場の人間が、米軍の将軍に
ジャンヌを帰国させろ
と言ったところで、
ふん。
はい終わり。
、、、
別の同僚が奥様に同じ事をしてもらって帰国できたのよ。
、、、
は?
、、、
何を言うとんねん。
そもそも軍隊の派遣先は「命の危険を伴う最前線」であることは自明の理でやんすよね。入隊するということは当然その覚悟があるわけでやんしょ?
勿論死ぬために現地へ行くわけではないのはわかりやすが、果たして
死ぬのが怖くなったから奥さんから将軍に帰国させてもらえるように頼む軍人
なんておるか?
それを
はい、いいですよ、お疲れさまでした〜
なんて認める軍の将軍なんておるか?
、、、
90%呆れながらも説得したでやんすよ。
そりゃ無理だって。
両親は既に亡くなられているから祖父母にやってもらいなさいよ。
あたくしみたいな部外者がやったところで言うこときいてもらえるわけないざんしょ?
、、、
そしてジャンヌさんからのリーサルウェポン爆発!
、、、
私のフィアンセとして連絡してや。
、、、
、、、
、、、
おおお?
はああ?
、、、
なんやこいつ?
もはやあたくしの頭の中は、ジャンヌさんへの不信感どころか軽蔑の念で埋め尽くされていきました。
そして、このDMのやりとりによって、ジャンヌさんが
最初から嘘をついている。
ことが明確にわかったのでやんす。
上記の「ジャンヌの主張」を読み返していただけますでしょうか。ジャンヌさんは
ある決定的なミス
をしでかしておりやす。
お気づきでございやすか?
第六話へ続く。
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