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2020年09月02日09:51

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石破はずしなどと報じられているが、

あくまで個人的意見だが、
安倍首相の任期途中での退陣表明で、
ポスト安倍を選出せねばならない事態となった自民党、

政権与党である自民には、
政府の代表者たる首相を決めねばならない重責がある、
その責任に答える形で実施されるのが総裁選だが、

新聞でTVで、各誌面でポスト安倍として有力候補とされていた石破氏だが、
各派閥が石破不支持を表明しており、
メディアの有力視はどこに行ったのか、
候補者として有力であることは揺らいでいないと思うが、
当選確実とは言えない状況になっている、

この状況になった理由の一つが、
議員、党員を含めた自民党、総員選ではなく、
規定もあるため、議員に限定し党員による投票は行わない議員限定選となったのが大きい、

この判断を”石破はずし”石破封じ”と言う声があるようで、
時事通信社がこうして記事にしているのだが、

政権与党を担う機会が多い自民党にとって、
事実上の首相となる総裁の選出は、
国政の空白を避けるためにも、規定が設けられており、
今回の判断はその規定に則ったものに過ぎない、

それがなぜ”石破封じ”になるのだろうか?

現状では菅官房長官が有力視されているが、
選挙結果を得ずに言うのは憚るが、
1年後、選挙がある状況下での総裁は、
選挙まで、のスパンで考えれば短命なのは避けようがない、

なぜ1年後の選挙結果を経た後での総裁選で勝利する図式がないのだろう?

選挙後の総裁選であれば自民党総員選であり、
文字通り簡略化されていない勝者と言える立場だ、
勝敗は決していないが、なぜ”負け惜しみ”のような言をする、
1年と先が見えている総裁であり、石破氏が有力候補であるならば、
まだ見ぬ今回の総裁選の勝者が”勝ち僻み”を言ってもおかしくない状況だ、

なぜ今しか勝機がないような発言をするのか、
まったくもって理解出来ない、

それとも何か、
メディアが有力者でもない人物を持ち上げ、
メディアの仕込みで勝てるとすれば今だけ、と言う視点があるのか?
TVなどから影響を受けやすい党員なら誘導しやすく、
石破総理を実現するには、メディアのコントロール下にある”党員”が不可欠、
と言う論でもあるのだろうか、それは石破候補に失礼だろう、

それにしても解せないのは、
推薦人の確保が困難なのは下野した自民の時と今も同じはずだが、
今回は1年と言う限られた期間の総裁にも関わらず、
この熱の入れ方、その差はなに?

野党になった自民の総裁に魅力はなく、
期間が短くとも、与党の総裁には色めき立つのか?

妄想かも知れないが私にはそのようにしか見えない、
そう考えると一時は政界を退かれ、2018年から活動を再開されたが、
谷垣元総裁は下野し野党となった自民党の代表者となり、
政治的主張や方向性には賛同出来ない点も多いのだが、
党の議員として、引っ張ってゆく立場に立たれたその気概、
石破某には学びようもないだろうか、

以前日記にしたこともあるのだが、
政治家に聖人君子を望むのはお門違いだと考えている、
酒好きだろうと、浮名を流す人物でも構わない、
政治家としての視点が備わっており、
決断力と行動力があり、自分の主張を相手に聞かせてしまう人間性、
それがあれば、他の事は目をつむるべきだろう、

聖人君子で男として女として、夫として妻として、
母として父として、まこと目標に出来る人物であることよりも、
”政治家”として求められ、その時に評価されなくとも、
時代から評価されるだけの人物を選びうるだけの目を有権者は育てねばならない、

日本の有権者はそれを民主政権と言う痛みを以て学んだはずだ、
メディアが推す人物には何かある、
あれだけ裏切りの経歴を備えた人物だ、
翻せば裏切らねば、詭弁を弄さねば、
今の立場に立ててない訳で、
それは取りも直さず、”政治家”としての能力を示しているのではないだろうか?
私にはそう思えてならんのですよ。



 自民党総裁選で焦点だった後継者の選び方は、
党員投票を省略して両院議員総会で決着させる方式に決まった。
党員参加を求める声が相次いでいたが、
新型コロナウイルス感染症に収束の見通しが立たず、
時間をかけられないとの論理で二階俊博幹事長ら執行部がはねつけた。
党内に不満がくすぶる中、総裁選の形勢を左右する重要な決定が下った。

 二階氏は1日の総務会で、
安倍晋三首相(党総裁)の体調や新型コロナ対応を理由に両院議員総会での選出を提案。
所属議員145人が署名した要望書を提出した小林史明青年局長や、
小泉進次郎環境相らが「新総裁の正統性が弱まる」などと党員投票を主張し、
賛否が入り乱れた。

 ただ、執行部内では「8日告示―14日投開票」の日程が既成事実化しており、
そもそも党員投票実施の可能性はほぼなかった。
事実上ガス抜きの場となった総務会の議論は約1時間40分続いたが、
最後は鈴木俊一総務会長が押し切った。
その後の記者会見で鈴木氏は、
党員投票の見送りについて「選挙資格の有無を確定するのに時間がかかる」と理解を求めた。

 決定を主導した二階氏には、
自身が支持する菅義偉官房長官に有利な舞台を整えたいとの思惑がにじむ。
首相の辞任表明直後から、政治空白回避の意向を強調し、
臨時国会での首相指名までのスケジュールを森山裕国対委員長らと綿密に協議。
国会議員票の比重が大きい選出方法へ流れを作り上げた。

 両院議員総会方式でも各都道府県連に3票ずつが割り当てられ、
東京都連、岐阜県連などが既に党員が参加する予備選実施を決めたが、
地方票の合計は141票。
国会議員票394票には大きく及ばず、主要派閥の支援を固める菅氏に対し、
党員人気が頼みの綱だった石破茂元幹事長は、不利な展開に追い込まれた。

 石破氏は1日の会見で「自民党は国民政党で、
国会議員だけのものではない」と不満を表明。
岸田文雄政調会長は会見で、「党則上、
『正統性がない』『おかしい』というわけにはいかない」と認めた上で、
なぜ党員投票を省くのか、国民に説明を尽くすよう執行部に求めた。

 総務会の結果を受けて執行部は、
予備選実施を含め「党員・党友の意見集約に努める」よう都道府県連に通知。
しかし、総裁選は一般党員の声よりも主要派閥の都合を反映した結果となるのが濃厚で、
党内からは「密室だと批判される」(参院幹部)などと懸念の声が出ている。 


■自民執行部、「石破封じ」へ異論抑える=総裁選、党員投票見送り
(時事通信社 - 09月02日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6216547
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