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2020年08月19日00:38

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母を特別養護老人ホームに

ウイルス騒動が要因の一つになって、今 介護施設のショートステイも 日帰りのデイケアもストップしている所が多くなってきているようです。
人の出入りが増えれば増えるほど、感染リスクは多くなる訳ですから、どこの介護施設も自衛策を取るのは当然です。

母の痴呆の様子を見ていると、やはり独りっきりになっている時間帯に 自身の思考力の低下が著しくなっているのは間違いないようです。
我が家での介護では、母を独りにする時間はだうしても長くなりますし、24時間体制で 母を看るのは不可能であることと、そして、今年の初めから 月に3週間のショートステイと 残りの期間を 自宅での生活として、はや7ヶ月。
ショートステイの多様が 母の症状に悪影響があるのではと考えていたのは、むしろ徒労だったようで、痴呆の進行は まだ緩やかであるように、7月には感じました。

長きに渡って ケアマネージャーを担当してくださった堀口さんからも「そろそろ 特養の利用を考えられてみては?」と助言してもらったことと、近くに新しい綺麗な施設が出来ている事など 様々な情報を報せていただいて、踏ん切りをつけたのが1ヶ月ほど前。
母の預貯金等を調べはじめて、極力 解約できるものは解約して整理統合に奔走した1ヶ月でした。
それでも、様々な制度を利用する為に役所を回って助言いただいて、調べてみてはの繰り返しと、日々の郵便物等から、まだまだ整理しなければならない案件や 様々な年金の生存証明が必要な事等が判明してくる始末。

月曜日の夕刻に、ショートステイ先から帰宅した母を、火曜日の午前11時までに 特別養護老人ホームに連れて行かなければなりません。
ただ、かの炎天下の中「郵便局へ連れて行って年金の生存確認」だけは済ませておかなければならず、朝から てんてこ舞い。
母が自宅で生活する期間に利用していた 介護サービスの担当者・小川さんに無理を言って お出掛けのお手伝いを頼んでおいて本当に助かりました。
母は、こういう「人の縁」には本当に恵まれた人で、ケアマネージャーの堀口さんも、小川さんも、本当に気の効く方ばかり。

炎天下の中、郵便局経由で特別養護老人ホームに到着した時点で、非接触タイプの体温計で測ると、37.4℃。
「感染を疑われる体温」ではあるけれど、事の経緯た 前日までのショートステイとは伝えてあるので、体温が下がるのを確認して、母は無事に入所となりました。

母が利用する「特別養護老人ホーム」は、かなご時世で 面会は15分と限られていて、一時帰宅は可能たは言うものの、やはり感染リスクの警戒を怠る訳にはゆきません。

これまでお世話になったケアマネージャーの堀口さんには感謝するばかりで、ケアマネージャーとしては特養の熊谷さんにバトンタッチ。
熊谷さんは、私より2つ下だけれども、懐の深さも感じる中々の好人物なのが嬉しい。

11時30分に母を預けて、私は1度帰宅。
母の着替え等を持って再び特養へ。
その後、自転車に乗り換えて、今度は銀行へ。雑用を済ませて、近くのホームセンターに立ち寄って、お世話になった介護ヘルパーの小川さんの事務所へ これまでの精算とお礼に。

日差しはキツいとは言うものの、それでも日陰ばかりを縫うようにサイクリングしていると、そよ吹く風でも涼しい。普段からクーラーを使っていないので、さほど苦にはならない。

ついでと言っては差し障りがあるかれど、ここ何年か取引の無い 襖屋さんの仕事場に顔を出した。
ウイルス騒動もあって、「仕事、まだ続けておられますか?」だけの興味本位で電話をするには気が引けるけれど、通りがかりなら声をかけやすい というもの。
先方も、こちらが仕事を畳んでいないかを気にされていた様子。
互いに たった1人でやっている仕事だから、なんたか食い繋いでいることを再確認して帰途についた。

本来なら、父の菩提寺の法要があったのだけれど、これまたウイルスの問題で今年は小規模で執り行うとの事。
1ヶ月もすれば、お彼岸さんで、またお寺に行く機会もあるので、今回は見送ることにした。

8月も、残すところ後2週間を切った。
梅雨明けが遅かったせいか、今年の夏は短くなるような気もする。
暑さの絶対量からするた、例年の夏に比べれば まだ夏本番の山が来ていないぐらいの感覚でもある。

いや、時間や季節の過ぎ去るのが、私の中の生体時計よりも早いだけで、私だけが取り残されているだけなのかましらないけれど。

そして、母を特養に入所させるまでに書こうと思っていた「母への手紙」は、未だに書けていない。
今年の「夏休みの宿題」として、8月31日までには、書いておきたい。
「母への手紙」は、とりもなおさず「母への感謝と、これまでのお礼」であった、痴呆の母の中に まだ母の自我が残っている内に伝えておきたいのだけれど、筆を進めはじめると、私自身がボロボロになりそうな気がして、なかなか書けないでいる。

こんなこっちゃ、イカンなぁ・・・と、反省する事しきり。

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