■今回予告
池袋が書き換わる。
街に満ちる黒泥。
汚染される人々。
跋扈する〈異泥阿（いであ）教団〉
そして睥睨する異界の巨神。
欲望と願いが、終末を招き寄せた。
――ほんとうはただひとことを、言いたかっただけなのに。
ビーストバインドトリニティ
『さよならを言いにきた』
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の絆
■レギュレーション
▼ＰＬ人数
・２〜３人
・ＰＬが２人の場合、ＰＣ番号の小さいハンドアウトを優先する。
▼経験点上限
・エネミーは０点を想定したデータだが、上限は設けない。
▼使用データ
・公式に発表されているものに限る。
・以下のルーツは扱いが難しいため、必ずＧＭに相談すること。
→名探偵、バスケットの少女、怪獣使い、サバイバー
・以下のルーツは使用を禁止する。
→モータル
▼大罪
・『アドヴェント』および該当データを所持しているＰＬに限り、使用を許可する。ただし、大罪はデータだけの要素ではないため、必ず事前にＧＭに設定を説明し許可を取ること。
■シナリオハンドアウト
●ＰＣ� �池袋の半魔。真名という幼馴染がいた。
絆：幽谷 真名（かそだに・まな） 関係：愛情、友情などポジティブな感情を表すもの
▼クイックスタート：血塗られし魔剣
▼コンストラクション：指定なし 推奨カヴァー：指定なし
キミは池袋に暮らす半魔だ。
キミにはかつて幽谷 真名（かそだに・まな）という仲の良い幼馴染がいた。
だが彼女はある日突然、家族ごと失踪してしまう。
それから数年が経ち、池袋で暮らしていたキミは大規模な異変に巻き込まれる。
街が得体の知れない黒い泥に覆われていき、街行く人々は心身ともに飲み込まれていく。
――そしてキミの前に、異様な黒い巨人が現れた。
【ＳＡ：事態を解決する】
●ＰＣ�◆Х抻…�死霊課
絆：異泥阿 十三（いであのじゅうさん） 関係：敵対
▼クイックスタート：鬼神警官
▼コンストラクション：指定なし 推奨カヴァー：刑事
キミは夜の世界の秩序を守る、死霊課の刑事だ。
現在、池袋が突然、別のドミニオンによってオーバーライドされる緊急事態が発生していた。
キミが捜査中だった〈異泥阿（いであ）教団〉、およびその当代教祖「異泥阿 十三（いであのじゅうさん）」が関わっていることは間違いない。
長沢からの緊急通信を受けたキミは、異様な黒い巨人を目にし、その場へ急行した。
【ＳＡ：事態を解決する】
●ＰＣ��：魔物組織所属
絆：黒泥の巨神 関係：敵対
▼クイックスタート：苦悩する怪人
▼コンストラクション：指定なし 推奨カヴァー：指定なし
キミは、魔物組織に所属している半魔だ。
今、池袋は何者かによるオーバーライドを受け、黒泥の溢れる異界と化してしまっていた。
キミの組織にとって、昼の世界と夜の世界のバランスが崩れるのは望ましくないことだ。
で、あるなばら、組織の思惑を叶えるのが構成員たるキミの役目である。
【ＳＡ：オーバーライドを防ぐ】
（※）組織枠です。組織名を決定していないのは、入れるＰＣの間口を広げるためです。基本的にはペルソナ・ネットワーク、鬼鳳会、ツバサ団などを想定していますが、理由がつけられそうなら他の組織や、ＰＣオリジナルの組織でも構いません。
（※）特に希望がない場合、すごい８歳児「ツバサ大総統」が作り上げた、慈善事業や他愛ない悪戯を主な活動内容とする悪の組織「ツバサ団」となります。
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