小寺さんの夢はロッククライマー

今日は新宿バルト９で「のぼる小寺さん」を観てきました。

監督：古厩智之

配役（役名）：工藤遥（小寺）、伊藤健太郎（近藤）、鈴木仁（四条）、吉川愛（倉田梨乃）、小野花梨（田崎ありか）、両角周（益子）、田中偉登（津田）他。

主人公は高校１年生の少女・小寺。
彼女は中学生の頃からボルダリングに打ち込み、高校もクライミング部に所属し、進路調査票には特に思い描いていることもなかったのでクライマーと書いて提出して担任や周囲の生徒たちを唖然とさせます。
そんな彼女のクライミングの練習している姿が気になって仕方がないのが同級生の近藤です。
彼は卓球部に所属していますが、いまひとつやる気のない部員でした。

クライミング部には小寺とは中学生の頃からの同級生で四条という男子生徒が所属していますが、彼もまた小寺に気があると先輩部員の益子は見ていました。

クライミング以外の事にはほぼ関心のない小寺でしたが、そんな彼女にカメラ好きの女生徒・田崎、学校を休みがちな倉田らが次々に近づいてきます。
特に目標もなかった彼女たちは小寺の頑張る姿に刺激を受けて変化が生じ、近藤も卓球に精を出すようになります。

文化祭の日、四条も小寺に影響を受けた事と、小寺との仲、四条には他に彼女がいることを近藤に告げます。
そして近藤も卓球の大会でベスト８に入り、自らの成長を実感し、小寺は締め手の大会で旬優勝を果たし、小寺と近藤はそれぞれの健闘を讃え合います。

ストーリー的にはもどかしくも爽やかな青春群像で、周囲を巻き込んでゆく魅力的な主人公を描いています。
主演をした工藤遥は撮影の為、実際にクライミングの特訓を受けたそうで、なかなかサマになっていました。

公式サイトＵＲＬ
http://www.koterasan.jp