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2020年06月16日16:01

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人を褒めるという事

人を褒めるということは、人に不満を言うより難しいようです。

でも、今日、勇気を出して褒めました。

仕事の後に、遅いランチをしてゆっくり本を読んで帰るという流れに

ぴったりなファミレス。

中高生でも入れるSというお店の五反田店に6年ほど前元気なスタッフが入ってきました。

入ったばかりなのに、とても大きい声で、てきぱき動くのですが、

何しろ新人。

まだうまく対応できず、よく失敗しては先輩に冷たい目で睨まれていました。

初めのころは私も、おいおい…という目で見ていたのですが、

その子は少しもめげず、何度も失敗しながら大きな声で接客します。

そのうち段々仕事ぶりもスムーズに成り、年を重ねるうち、

いつの間にかベテランの域に達してきました。

私が仕事を辞め、その店に行く機会もめっきり少なくなったのですが、

先日行ってみたら、まだ元気いっぱい働いています。

ああ、頑張ってるな・・・と、なんだかうれしくなりました。

そして今日、ランチを食べにその店まで行って、

相変わらずコロコロ働いている姿を見たので、

良し、今日こそは言ってやろう!と思い、

テーブルに皿を片付けに来たときに、「ねえ、」と切り出しました。

その子は、何か追加注文だと思ったようですが、

「私、6年前あなたが初めてここで働いていた時からずっと見てたのよ。

あなたは本当に良くなったわね。いつも細かく目配り気配りして感心するわ。

元気いっぱいで働いている姿がとてもいいと思うの。これからも頑張ってね」

と、一気にそれだけ言うと、

その子はウっと息を止めてから、

「ああ、ありがとうございます。嬉しいです。…握手したいほどです」

と、マスクの上の目をぎゅっと細めたので、

「握手しましょうよ、私もうれしいわ」といって、二人とも両手で握手しました。

よく考えたらこの時期お客様と直に手を触れてはいけなかったんでしょうね。

でも、さすがにこんなこと言った後、照れてしまって、早々にお店を出ました。

帰るときに、もう一度その子とすれ違った時、「あなたお名前は?」と聞いたら

「Yです」と言って、また是非お待ちしております」と、言ってくれました。


ああ、勇気を出して言ってよかった。

褒めるべき時はちゃんと言葉に出して伝えよう。

誰も自分が頑張ってることを知らないんだ、と思っている人も、

私は見てるよ、と言ってあげたらどんなにうれしいだろうと思うのです。

少なくとも、これが逆だったら私は嬉しくて、帰りはスキップだし、

会う人にうんと優しくしてあげたくなる。

だからありがとうという気持ちは声に出して、言葉で伝えましょうね。

凄く恥ずかしいけど(照たらーっ(汗)



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