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2020年05月11日19:15

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無言歌は続く

 久しぶりの針治療知らない人が増えた 子供は休みでも 大人は働いているようだ 今日は柿の消毒 9時半に帰宅して 消毒の用意 1時間で帰ってくる 今日の昼はパスタ料理

 今宵の音楽は ブダペスト四重奏団の芸術〜ライヴ・レコーディングス
 CD 13 ベートーヴェン
 ピアノ三重奏曲第11番 ト長調「仕立て屋カカドゥの主題による変奏曲とロンド」Op. 121a
 Recording: May 16, 1946

 ヨーゼフ・ロイスマン(ヴァイオリン),
 ジョージ・セル(ピアノ),
 ミッシャ・シュナイダー(チェロ)

 ドヴォルザーク
 ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 Op. 81
 Recording: April 16, 1945

 ジョージ・セル(ピアノ)
 ブダペスト弦楽四重奏団  ベートーヴェン はすでに昨夜聴いたので 今宵はドヴォルザーク から 一般的にはボヘミアの民族色と調和が取れていると云ふ評だが そもそもボヘミヤの民族色 といふ表現はどんな感じかと問われると 実に難解で 調べないとよくわからんと答えるに違いないが なんとなくわかるといえばわかるかな この曲の聞き所はそんなことより 各楽器の室内楽的な掛け合い その面白さではなかろうか ピアノが主導権を握るか 弦楽四重奏団が主導権を握るか この曲は今の若手同士の方が面白く聴くことができるのではなかろうか

 今宵2枚目の音楽は CD 14 シューマン
 弦楽四重奏曲第1番 イ短調, Op. 41 No. 1
 Recording: Oct. 5, 1961

 ブダペスト弦楽四重奏団
 [ヨーゼフ・ロイスマン(ヴァイオリン),
 アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン),
 ボリス・クロイト(ヴィオラ),
 ミッシャ・シュナイダー(チェロ)]

 メンデルスゾーン
 弦楽四重奏曲第3番 ニ長調, Op. 44 No. 1
 Recording: Nov. 13, 1953

 ブダペスト弦楽四重奏団
 ジャック・ゴロデツキー(ヴァイオリン2)と交代
 
 さて 萩原朔太郎の忌日か  詩は神秘でも象徴でも鬼でもない 詩はただ 病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである 
 出典 月に吠える

  金魚

 金魚の鱗は赤けれど
 その目のいろのさびしさ
 さくらの花はさきてほころべども
 かくばかり
 なげきの淵に身をなげすてたる我の悲しさ

  「こころ」

 こころをばなににたとへん こころはあぢさゐの花 
 ももいろに咲く日はあれど うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて

 こころはまた夕闇の園生のふきあげ 音なき音のあゆむひびきに
 こころはひとつによりて悲しめども かなしめどもあるかひなしや 
 ああこのこころをばなににたとへん

 こころは二人の旅びと 
 されど道づれのたえて物言ふことなければ 
 わがこころはいつもかくさびしきなり 

  公園の椅子  衝撃的な出会いである

 人気なき公園の椅子にもたれて
 われの思ふことはけふもまた烈しきなり
 いかなれば故郷のひとのわれに辛く
 かなしきすももの核を噛まんとするぞ
 (中略)
 つれなきものへの執着をされ
 われは指にするどく研げるナイフをもち
 若葉のころ
 さびしき椅子に「復讐」の文字を刻みたり



  音楽に浸るとしよう  このあとは 都はるみ 帰去来 二枚組なのでのんびり聴いていく レコードである

 
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