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2020年04月18日19:12
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好調】ついに出戻り・変態ナンパ師エナ��
愛ミクの皆様、ご愛読ありがとうございます
この、出戻りシリーズ。
ずいぶん前までさかのぼり、自分の日記を探して、エナというキャラクターを思い出しました。
おそらくエナは、中でも多くの主人公と活動を共にしています。
そんな彼の現状を、今回も見ていきましょう。
。。。。。
エナは、ワニブチさんに、ビジネスチャンスをもらえるということで、ワニブチさんの事務所まで連れてこられた。
しんどさは否めなかったが、何かとお世話になっているワニブチさんの言うことは、
断ることができない。
ワ「さてさて、エナくん。仕事をすると聞くと、どんなイメージがする？」
エ「上の奴らにこき使われると思うかなぁ。
たから、集団に向いてないんですよぉ。」
ワ「じゃあ、今やってることが仕事に変わるならば、とうする？」
エ「そんなの、願ったり叶ったりじゃないですかぁ。」
ワ「エナくん。個人事業主になったらどうだい？自営業ね。」
エ「そんなにデカい事やりたくないっすねぇ。」
ワ「そうかぁ。いや、僕もね、エナくんは、
一匹狼タイプだと思ってる。
今は生活できるけど、明日どうなるかは誰にも分からないんだよ。蓄えが必要だよ。」
エ「俺、そう言う計画な性がないからなぁ。」
ワ「仕事の管理なんかはプロに頼めばいいんだよ。税金のことだって、相談にのってもらえる。どうだい？君のその、
【おこぼれナンパ】
のスキルを商品にして、参加者をナンパのプロに仕上げるんだよ。」
エ「。。。うーん。いまいち気が乗らねえよなぁ。今の方が楽しいかもなぁ。」
ワ「エナくん。自分の立場をわきまえなきゃ。
借金があるんだからね？僕も、気は長い方だけど、何かしらの手段を検討しないといけなくなる。」
エ「。。。分かりましたぁ。この件。
この件が成り立たなくなるほど、ナンパをして女性をパトロン化させればいいんでしょう？
会社ってのはまだ、ひっかかるやぁ。」
ワ「。。。そうかいエナくん。独自でのルートがあるならそれでお金返しておくれよ。
一応確認だが一千万円だからね。よろしく。」
エ「はぁい。期日は延ばしてもらいますよぉ？」
ワ「分かったよ。僕も鬼ではない。パトロンをどこまで増やせるか。君の実力次第だよ。」
エナは、ワニブチ以外にも借金をしており、
そちらには別のパトロンの力で、支払いをまかなってもらっている。
エ「さぁてと。ワニブチさんの事務所に来ることになるとはなぁ。確かに今流行ってんだろう？情報商材ってヤツかぁ。」
エナは、自営業者になる気も、サラリーマンになる気も無かった。
一匹狼で、おこぼれした女性などを口説きパトロン＝お金を貢ぐ女性に成長させた結果、資金援助を受けて生活している。
今のパトロンには、もうすでにお金は拝借済みなので、縁を切る時期だと思っていた。
多少の蓄えは確保しており、1人でしばらく生活はして行けそうだった。
エ「一千万円かぁ。さすがの俺でも荷が重いなぁ。でも返さなきゃなぁ。生き残れねぇよぉ。もう夜だなぁ。明日かんかえるかぁ。」
その日は、パトロンの1人、リミカの家を訪ねた。
リ「あら、エナさん。こんな時間にどうしたの？」
エ「住むところがなくなってしまってよぉ。
泊めてほしいんだよぉ。何も悪い事はしないよぉ。」
リ「うーん。。本当に何もしない？」
エ「当たり前だよぉ。お金以外で迷惑はかけねぇさぁ。」
リ「そうそう、そういえばまだ50万円返してもらってないんだけど？」
エ「もう少し待ってくれよぉ。まとまった金が出来たらすぐ返すからよぉ。。おやすみ。」
リ「寝るの早っ。」
。。。。。翌朝。。。。。
リ「はいはい、エナさん、起きて。朝よ。」
エ「あぁ、もう朝か。今布団に入らなかったかぁ？」
リ「残念ながら、現実は朝よ。朝ご飯だけ食べてって。」
エナは本当は、リミカの事は切りたく無かった。
よく動く、家政婦みたいなイメージがある。
ベリーショートの金髪が印象的だった。
切らずに様子を見ることにする。
エ「リミカ、料理うめぇんだなぁ？」
リ「そう？大学卒業したら、いつのまにか料理をするようになってた。でも1人で食べるのは寂しいもんよ。
だから、朝ご飯だけ食べていってよ、私と。」
エ「そう来たかよぉ。いいぞ、一緒に食うぞぉ。」
2人「いただきまーす。」
リ「うん、今日はうまく出来た。よし。
どう、アナさん。美味しい？」
エ「かける言葉が無いくらい美味えぞぉ。」
リ「本当に？ありがとう。作り甲斐があるわ。」
エ「リミカ、ついでにシャワー借りていいかぁ？」
リ「あぁ、ちょっと待って、片付けるから
」
エ「どこも汚れてないよぉ。」
リ「下着置いてるの。はい、回収。いいよ。」
エナは今の生き方が、心地よかった。
ナンパも成功し、パトロンを作るスキルまであるのだから、ワニブチさんにはすぐに返済が終わりそうな気もした。
しかし、借金の一千万円。どうしたものか。
リミカにはもう50万円借りていて、返せてない。エナはリミカに礼を言い、
次のパトロンの場所へ向かった。
エ「リミカなぁ。切れねぇよなぁ。
良いカミさんになるよ、あいつは。」
結局、リミカに借金は出来ず、寝床を借りただけになってしまった。
エナは次のパトロンの家に向かった。
そのパトロンの家は、豪華なセレブ街にあった。
高級セレブの人妻が、この場所でのパトロンだった。
エ「さてさて、さりげなく相談するか。」
エナがピンポンを押す。
？「はぁーい、どなた？」
エ「ユリコ、俺だよぉ、エナだ。」
ユ「あら久しぶり。返済の用意でも出来たの？」
エ「それがよぉ。借金が増えちまって。」
ユ「またなの？今度はいくらなのよ？」
エ「一千万円だよぉ。荷が重いよなぁ。」
ユ「あのね、もう私は500万円貸してるの。
まだ返ってこないの。ね？そんな私にさらに借金しようとするの？」
エ「ユリコしか当てがないんだよぉ。
助けてくれよぉ。」
ユ「あなたは前回も同じ風にして借りたわ。
まだ一円も返ってきてない。
あり得ないわよ。とっとと帰ってよ
」
エ「分かったよぉ、絶対返すから頼むよぉ。」
ユ「次はいくらなのよ？」
エ「一千万円だよぉ。俺には無理だよぉ。」
ユ「残念ながら、あなたに貸せるお金はもうないわ。しつこく居座っても警察呼ぶわよ。」
エ「そっかぁ。なら仕方ねえかぁ。
返済だけはまだ待ってくれよぉ？じゃあな。」
エナのあては2人とも駄目だった。
エ「こんな時、いつも死んだ家族を思い出し、空に手を合わせれば、解決策が出てくるってもんよぉ。頼む、神様、仏様、パトロン様〜。」
さぁ、エナは期日までに一千万円、ワニブチに返すことが出来るのか？？
エナは新しいパトロン作りに肚をくくった。
あても何もないままに。
ーつづくー
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