SIROBAKOの劇場版を見てきました。
TVシリーズを見た時から思っていましたが、自分たちの業界の裏側を水島監督一流の構成力でまとめ上げた感じです。
一般のサラリーマンでも1つ課題をクリアして終わるわけではなし、次の課題やプロジェクトがやってくる。現役を続ける限り終わりはない。彼女たちもアニメ制作にかかわる限り、今後も同じような困難に次々と見舞われ続けるでしょう。
驚くべきは出演声優の多さ。全員が一堂に会する場面がないので気づきませんでしたが、エンドロールをみてその数に驚きました。
ガルパンもそうでしたが、出演者が増えるとストーリーをまとめるのが難しきなるのではないかと思うのですが、これも構成力の高さで不自然さなくまとめ上げています。
作風の違いでしょうが、押井さんや庵野秀明がどちらかというと、登場人物を必要最小限で抑えているのと対照的です。
水島監督の次回作が楽しみです。
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