また、「今頃・・・?」な話だけど、
攻殻機動隊のTVシリーズの話。
まさか、攻殻機動隊を見ていて、
涙を流すことになるとは思いもしなかったさ。
しかもまさか人形とか
動物の形でさへもないロボットに涙するとは。
最初のシリーズもそうだったけど、
支援ロボットのタチコマたちの健気さに、
シリーズ両方で涙したよ。
このシリーズを監督した神山健治って人、
すごすぎ。
この人の作品を見て、
影響を受けた若いのは多いんだろうなぁ。
と思わされる。
思わされるが、
大量の頭でっかちも作ったんだろうなぁ。
知った気になるという奴。
政府は悪いことしか考えないとか、
軍隊は秘密の持ってるとか、
人知れず殺されてる民間人がいるとかw
原発事故後のネット上を見ると、
2nd GIGの最終話(25話の間違いでした)で、
クゼ・ヒデオが言った言葉を、
理解し肝に銘じた人は
圧倒的に少ないんだろうなぁ。
とも思った。
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だが、もっとも俺をがっかりさせたのは、
人々の無責任さだった。
自分では何も生み出すことなく、
何も理解していないのに、
自分にとって都合のいい情報を見つけると、
いち早くそれを取り込み、踊らされてしまう集団。
ネットというインフラを食い潰す、動機無き行為が、
どんな無責任な結果をもたらそうとも、
何の責任も感じない者たち。
人間は元々、低きに流れて行くものらしい。
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とにかく、監督の頭のよさに、
脱帽、最敬礼したいね。
にしても、架空の複雑な理論や議論を
あそこまで討論したり議論したりさせる
ボキャブラリーというか、
思考の分離というか、考証って、
どうゆうものの見方をしたらできるんだろ?
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