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2020年02月09日20:40

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MISIA SOUL JAZZ BIG BAND ORCHESTRA SWEET & TENDER 2020

1月に発売されたベストアルバム(SOUL JAZZ BEST 2020)プロモを兼ねたライブが大阪城ホール、横浜アリーナで2回ずつ開催され、その最終日(2/2)のライブに参加して来ました。

もともと彼女のリズム感覚やバラードでの声質、声量、原曲の素晴らしさに魅力を感じている自分としては、JAZZアレンジはどちらかというと避けてきた系統なのですが、やはり彼女の声とキャラに魅せられたライブ中毒はかなり重症で告知を見てしまうと我慢は困難でした。

結果は「大満足」で「じっくり素敵な音楽をじっくり味あわせて貰う」だけでなく「歌手・バンド・他のお客さんと一緒に盛り上げる」という楽しみもプラスαで十分に体感できたライブとなりました。


さて、2/2も昨日よりは多少冷えましたが、やはり暖かな晴天。ライブ会場は暑すぎる事が多く、コートの中は長袖シャツ一枚になれるように準備してアリーナに向かいます。

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16時開場で17時開演予定。会場でのグッズ購入予定などは無いので、16時少し前に到着するとかなりのお客さんが正面玄関前に並んでいます。でも、客層は安心の高め。見たところ、40代以上が6〜7割を占めていて女性の方が多めなのもいつも通り。おじさんは一人参加も結構います。会場ロビーではライブ前にゆっくりビールを飲むお客さんもいて(生ビール美味しそう・・・)さすが、大人のコンサートという感じです。

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新型肺炎が懸念される時節柄、ほとんどのお客さんはマスク着用でしたが、会場には一般財団法人mudefによる「Love for China」の募金箱も設置され、この問題を災難と捉えるだけでなく積極的に支援しようという動きもあり、たくさんの寄付を集めていました。(MISIAはBoard memberの1人)

座席構成は、多分Aパターンでステージ裏もモニター付きで売り出されていましたが、自分は向かって左手のアリーナ(ステージからは遠くセンターには近い)で、かろうじてMISIAの動きが判別できる位置。でも、後方やスタンドもお客さんがぎっしりでまあまあ良い方だったのかな、と思いました。また、今回はバンドも豪華で予算オーバーだったのか、モニタが無く後方の方はちょっと辛そうでした。

ほぼ時間ちょうどにライブ開始。CASSA LATTEのノリ良くカッコ良いイントロが始まりバンド(衣装真っ赤!)、MISIAが登場すると会場からうねりのような拍手。この日は1万5千人の聴衆との話でしたので、お客さんの反応はいちいちダイナミックです。

初めは例によってバンドのボリュームが大きくてせっかくのMISIAの声を邪魔して・・と心配しましたが、鋭く突き刺さる金管音(トランペット)を制する圧倒的な声量に一先ず安心です。にしてもアリーナはこれまでの会場に比較して音質が良く、やや音割れが出ていましたが反響も気になる程でなくきちんとリアルタイムの声をトレースできます。

のっけの飛ばしの勢いのまま、来るぞスリリング、LADY FUNKY、真夜中のHIDE-AND-SEEKと続きます。音とリズムに合わせて自然に体が動き、お決まりの腕振りなどのアクションも全開で対応します。暑い!(シャツ1枚で良かったです)

一息付いてよりソウルフルなパートへ。キスして抱きしめて、はちょっと動きの合わせ方が難しくて緊張・・しましたが、みんな大好きな「BELIEVE」で私も回復。これMVも好きです!

良い感じに音に慣れてきたところで、MISIAは衣装チェンジで一旦捌け、バンマスtpの黒田卓也さんの長めのバンド紹介、リズム練習?が入ります。これセンターのFCの集団に入って思いっきり楽しめたらすごく気持ちよさそうでした。

着替えを終えたMISIAが登場すると・・会場の雰囲気が(暗転)変わり、オルフェンスの涙、が始まりました・・とんでもない名曲を、その声質、声量、情念とも圧倒的なクオリティで表現します。中後半に何度も遭遇した聴いていて息苦しくなる程のロングトーンを終えた後に更に倍音のビブラートを効かせる技もヒカリました。歌唱が終わると拍手喝采の前に一瞬溜息のような喘ぐような感嘆混じりの「すっ、凄い・・・」という瞬間が観客側にあるのもいつも通りですが、この日はいつもより更に伸びを効かせていたような気がしました。

最終日だし、NHKの4Kカメラ(クレーンがかなり邪魔でしたが)が入っていた事もあるかも知れないのですが、MISIA自身何か思うところあったのかも知れません。

名曲は、愛はナイフ、に続き、このまましっとり来るのか・・と思って油断したところで、、Mysterious Love・ あなたにスマイル・MAWARE MAWAREで再び汗だくになります。もうこの辺は心理的にはちょっと酸欠気味でした。

クラクラしてきたところで再び名曲! つつみ込むように…、陽のあたる場所、が登場です。20年を経て名曲は全く色褪せません。頭の表面(毛穴)に鳥肌が立ったままの2曲でした。

ここで本編終了。名残惜しそうにMISIAが去り、バンドも捌けますが、絶頂で放り出されたようにお客さんは温まったままで収まりが付きません。私も同感でいると、あの巨大なアリーナのスタンド・アリーナーを周回する大大ウエーブが発生!どうも、バックステージ席には複数回参加の強者が多数いるようでそのあたりが発生源だったようで、時にはウエーブが両方向に起きて反対正面でぶつかり合うみたいな状況もあり、これは楽しかったです。(センターのFCの最もコアな人達は参加できないのです!)

随分ウエーブを楽しんだところで、キラキラの衣装に着替えたMISIAが登場。最高の名曲、Everythingをアンコールとは思えない程たっぷりと歌い上げました。会場全員が一体となって名曲を最後まで堪能するとMISIAも本当の終わりっぽい挨拶をして、ああ、終わってしまうのか・・・という雰囲気。

でもでも、あれ、を歌ってません。近くのカップルは帰り支度を始めています。いやいや、終わりじゃ無いでしょう。と思っていると、バンドが捌けずに一部定位置に・・

やはり、最後は「アイノカタチ」です。これが本当の最後。怒濤の歓声で最後の曲をしっとりじっくり歌います。1万5千人も1音も逃さないぞ、と言えるような集中力を見せ、曲が終わってもなかなか拍手が始まりませんでした。(クラシックみたい!)


1. CASSA LATTE
2. 来るぞスリリング
3. LADY FUNKY
4. 真夜中のHIDE-AND-SEEK
5. キスして抱きしめて
6. BELIEVE
7. あなたとアナタ
8. オルフェンズの涙
9. 愛はナイフ
10. Mysterious Love
11. あなたにスマイル:)
12. MAWARE MAWARE
13. つつみ込むように…
14. 陽のあたる場所
アンコール
15. Everything
16. アイノカタチ

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