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2020年01月28日20:17

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オーシャンズ12

      
「オーシャンズ12」、観ました。
「オーシャンズ11」を観てから1か月余り?経ちましたけど。
やっぱり来ましたね!
前作で、「この人達こんな大犯罪を犯して、成功したからって、それで一生無事なの?捕まらずに済むのかな?
お金盗まれたカジノのオーナーだって、執念深く復讐のチャンスを狙って彼らを一生かかっても探し出そうとするだろうに」
と思ってたら、やってきましたベネディクト(アンディ・ガルシア)さん。
「こんにちわ。お金返して」だって。
「利子も一緒に返してね」
以前の事件から3年経ってるから、銀行に預けてると、利子だけでも相当なものになってた・・・って。
もう、いい加減金持ちなのに、金持ちほどお金への執着心も強いしケチだから、もらってたはずの利子と一緒に1円残らずきっちり返して、というわけです。
実はこの人、当然保険に入ってるから、盗まれた分は全額
保険会社から補償されて、実質の損害はほぼ、ないのよ。
それを言うラスティ(ブラピ)に対しては、彼の自慢の愛車
、1963年型フォード ファルコン フューチュラ コンバーチブルを爆破して、「返却がなかった際の、次の爆発ターゲット」の怖さを何気に示したりして。
盗む方も盗む方だけど、この人も負けてません。

だいたいね、この「オーシャンズ」って、首領挌のオーシャンさんを筆頭として、「普通のビジネスや生活」よりも大泥棒としてのスリルの方が性に合ってる、って人がほとんどで、むしろ嬉々として、「お金返却する為」という格好の口実のもと、また新たな犯罪に全員プラスもう一人、オーシャンの奥さんに再びなったテス・オーシャン(ジュリア・ロバーツ)とで(全部で13人だから「オーシャンズ12」)向かっていくんだもの。(このテスって、ちょっと前は敵のベネディクトの婚約者だったのですよ。)
根っからの「泥棒さん」なんですね。
ギャンブル好きな体質、と言おうか。

あの…たまきは皆さんにお聞きしたいんですけど、ギャンブル好きですか?
たまきは、ですね、学生時代、19か20歳の頃、パチンコに嵌って、数か月入り浸ったことがあります。
そして、ムキになって(負けるほどにムキになる)短時間に
8千円かな?スッてしまって、ハッ、と覚醒、人にも「貴女はギャンブルに向かない。頭に血が上りやすくて、あっという間に有り金全部失う可能性がある」と言われ、きっぱり止めました。
親の仕送りで細々と暮らしてる人に、8千円の損失は大きかったのです。
その日以来、お金のかかるギャンブル(お金のからまないギャンブルって、ないのか…)は一切してません。

あの時は親のすねかじりの、子供みたいなものだったからまあいいか、と思えるけど、世の中には大人になってもずーっとギャンブルがらみで生きる人、いるんですねー。
この人達がそうよ。
盗む方もだけど、盗まれた方もカジノの経営者なんだから。
人生自体がギャンブルみたいな人。
「世に真砂がなくなる日の来ようともギャンブルをする人のなくなるまじ」
と見抜いているのか。
先見の明のある人、とも言えるかな?
「人はギャンブルが好きなのだ」と、よくわかってらっしゃる。日本の宝くじ売り場にも大勢人が集まるしね。
そしてしっかりイカサマディーラーだって雇ったりして。
絶対に儲かるーーそれも桁外れの利益が出るようになってるんですからね。
客はカモられるだけよ。
それがわかってても嵌る人は嵌るんですよね。

ところで、今回のオーシャンズの皆さんは、別なギャンブルをなさるんですね。
泥棒VS泥棒ーーーどっちが一番の大泥棒?
という賭け。
子供みたいでしょ?
でも大の大人ーーそれもフランス貴族の、お金と才能と暇を
持て余してる人とオーシャンズの泥棒対決です。
これでベネディクトさんへの返済を何とかしよう、というの。
あの…人間て、結局いつまでも子供なんだ、というのが、長年のたまきの自論なのですけど、この人達はまさにそれを
地で行ってる感じです。
「どっちが一番の泥棒さん?」なんて賭けを、約200億円プラス3年分の200億円にかかる利子、という巨額の金を賭けて本気でほんとに才能ある、頭のチョー切れる人達がやってるから。
そしてそれを熱狂的に喜んで、固唾をのんで見守る大勢の観客…って…私だ!…貴方もよ!
立派に「生涯、子供のままの大人」の一人ですね。
この映画に夢中になる人は間違いなく、「子供の心を持った
人」で、ロマンティストだ、と言える。
人が生きるにはロマンが必要、というわけ。

ところで、「オーシャンズ11」に続いてこれも大ヒット、
362,744,280ドル、390億円近いのでしょうか?
こういう、アブナイ話が皆、好きなんですね。
確かに憧れますよね、こんな風に、颯爽として、楽しそうに
「賭け」に勝つ人生って。
それに、出演者がますます豪華。
前回のジョージ・クルーニーにブラピ、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモン、ケイシー・アフレック等に加えて、今回キャサリン・ゼタ=ジョーンズという、「シカゴ」でアカデミー賞を受賞した人が、ラスティの恋人役で加わってます。
元、恋人であって、今は彼らを逮捕する側、敵側に回ってるから、恋人役といってもラブシーンらしきものはほとんどありません。
ホッとするような、残念なような…。
そして、あの「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスも出演
!何と本人役です。
監督は前回と同じスティーブン・ソダーバーグで、脚本が
別な人に変わってますね。
「3Dホログラム技術でファベルジェの卵を再現する」っていうのが、たまきにはすごい!と思えた。

あの…今回ブラピの髪が短いんですけど。
アブナイ。
受刑囚なのか?と一瞬思った。けど違うんですね。
な〜んなんでしょうか、あれ?
たまきのいた鹿児島の田舎の中学生はあんな坊主頭をしてる子が多かったから、ああいう髪見るとギョッとするんですけど。
それでもブラピだから、全然何というか、「それでも」カッコいいので負けました!という感じ。
でも前回の髪の方がずっと好きだな、たまきは。


う〜ん…
「オーシャンズ13」が楽しみ。
ブラピは「オーシャンズ14」を作りたくはない、とSag?の授賞式で冗談めかして言ってたけど、
ちょっと、また作ってほしいような・・・・
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