銀河英雄伝説 星乱 第三章観てきたよ

■銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章
ノイエ銀英伝、星乱の第三章。もちろん原作通りに話は進み、キルヒアイスはキルヒアイスされてしまいます。ああ無情。原作通りなので特に驚きはありませんが、手堅く映像化されたと思います。アルテミスの首飾りはどういう描かれ方をするのかと思いましたが、なかなか中二病ぽいギミックで、リングの多層構造でぎゅいんぎゅいん動いて、とてもつよそうなビーム砲台でした。すぐ壊されましたが……。新訳なんだから、もうちょっと質量兵器についての補足があっても良かったのではとは思いました。砲弾をハイネセンに届けるまでの予備加速の距離と時間をどうしたのか、大質量・超高速兵器の精密照準どうやったんだよとか、そもそも亜高速なんて無理だろとか、SF的なツッコミどころはいっぱいあったのにスルーでした！　まあスペオペだからなあ……。最後はなんと地球教で締めてきました。汚いジジィがぐふぐふ笑って終わりです、絵面が酷い！　サードシーズン諦めてないんですね、何も決まってないということですが。要塞対要塞は見たいですし、原作5巻の『私は勝利を譲られたのか』まで見たいです。その先や、ヤンがヤンされるのを見るのが辛いのでいいかな……。EDでは、ピアノとバイオリンでアレンジされたBinary Starが流れました。もともと、曲もボーカルも綺麗なんだけどOPとしては少しセンチメンタル過ぎるかなと思ってたのですが、シリーズのEDとしてはぴったりでした。そうそう、OP映像では、最初のブリュンヒルデ（ヒルドだっけ？）が上昇するのに寄り添うようにしていたバルバロッサの相対高度が下がっていくのが、全銀英伝ファンが涙する名演出でしたよね。最高じゃんかよ。ノイエ全編通して、原作愛に溢れる良い映像化だったと思います。満足したよ！