青森のカメラ修理屋さんにオーバーホールに出していたジャンクのWELMY 44が完了して帰ってきました。
WELMY 44は1960年に小西六写真工業の傘下になる前の大成光機が製造しました。
ほとんど出回っておらず、たまに出ても外装が腐食しているケースが多いそうです。
このWELMY 44は
・ヘリコイド:重い
・ファィンダー・レンズ:小薄カビあり
・距離計:二重像が薄いため、連動しているかどうか不明
という状態で、外装だけはまともでした。
オーバーホールでは上記の他にシャッターの分解清掃とモルト交換、各部清掃・点検を行っています。
シャッターの取り外しがきつくて外れないため、工具を作って外したそうです。
さすが、青森の修理屋さん、職人芸です。
ファインダー・距離計はクリーニングとピント調整によりとても見やすく、快調。シャッターも快調になりました。
先日オークションで高値敗退したWELMY 44は、出品者によるとオーバーホールで直しきれなかったとのことでしたので、このWELMY 44は貴重な美品完動品として復活したということになります。
これで、127レンジファインダーカメラの歴史的遺産は揃ったので、四四倶楽部127レンジファインダーカメラひとり部会始動かな。
[WELMY 44]
https://gamp.ameblo.jp/foto-pooh/entry-11580754915.html
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