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2019年08月20日23:42

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丸山酒造場の雪中梅です、

久しぶりにお酒ネタ日記です、頂き物の丸山酒造場の「雪中梅 純米」です、
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開封した瞬間から米由来の甘めの香りに混ざってチーズの様な香りが漂います、
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雪中梅は新潟の造り酒屋、丸山酒造場が酒米五百万石を用い醸した純米酒で、
アルコール度数は15.5%度数としては一般的な数字ですが、
飲んでみるとそれより低めに感じます、

濃い味わいです、チーズを思わせる仄かな酸味と、
米由来の香りと味、「酒だ!」と主張する前に「米だ!」と主張しているお酒です、

米の主張が強いお酒だと神亀のひこ孫が似た傾向なのですが、
あちらは酒だ!と言う主張と米だ!の主張が拮抗していますが、
こちらは米だ!の方が勝っています、

ブルボンのお菓子で「チーズおかき」と言うのがあるのですが、
つまみなしで飲んでいてもそれをつまんでいる様な感覚があります、

夏の時期に季節外れですが燗をつけてみました、
温度は47度ほど、ぬる燗よりちょっと高めです、

アルコールが立って来るのか、と予想していましたが、
逆にアルコール感がちょっと引いて、チーズ感も引きました、
代わりに前に出てくるのが米だ!感です、

丸山酒造場さんの公式HPで調べると、以下転載
やわらかな口当たりで純米ならではの酸があり、
「かるみ」のある味わいが特長です。
契約栽培米を含む上越産米の五百万石を使用。箱麹法による製麴。転載ここまで。

飲み口は軽いが、味は重いです、香り立つ香りで飲ませる銘柄ではありません、
味香りともに後を引くものではなく、さらっと流れ去ります、
アルコールのガツンとくる感はかなり控えめです、
日本酒なのでお米だと主張が強い銘柄はいくつかありましたが、
酒だ!と主張するの忘れてないか?いやアルコール感は確かにあるんだが、
アルコール感に飢えている向きにはお勧め出来ません、
お勧めするとすれば、ご飯が好きで日本酒を飲まれる方で、
酔う事を主目的とされない方、

お酒にすごく強い方か弱くとも飲む習慣のある方にお勧めします、
酔うための道具としてはほとほと合いません、
酒量が少なく日本酒を飲む習慣がある私にとっては非常に良い銘柄です、

感覚的に言うとそうめんはのど越しを楽しむ麺類ですから、
小麦の香りや味わいが濃厚だとそうめんとしては不釣り合いになります、
小麦の風合いを楽しむならそうめんにするより、
ラーメンかうどん、パスタ類の方が実感出来ると思うのですが、
量を飲む人が重視するのが、そうめんののど越し感的な要素なのですが、
この銘柄は麺の風合いを楽しむ銘柄と解釈していただければ、
大よその感想に近いかと思います、

良い体験をさせていただきました、感謝いたします。
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