先日の登山で太腿が近年無いような筋肉痛に苛まれているジジイです。
そんなジジイがノスタルジーに浸れる映画を求めて表題の作品を観て
きました。
エルトン・ジョンは私が丁度、中学生でラジオに齧りついていた頃、
毎日聴いていた大好きなアーティストの一人です。
「クロコダイル・ロック」や「ダニエル」がヒットしていました。
LPレコードも「ピアニストを撃つな」や「グッバイ・イエロー・
ブリック・ロード」などを少ないこづかいを遣り繰りして買ったこ
とを憶えています。
個人的には、同じような伝記映画が上映されたクイーンよりも、実は
大好きでした。
彼の曲に本当に心酔していました。
ですので、彼がゲイだろうがなんだろうが関係なく、今でも彼の曲は
時々聴きます。
さて、映画のほうですが。
期待が多少あったせいか、ちょっと残念でした。
導入部のミュージカル仕立ても、どうも無理がある。
タロン・エガートンはとてもいい演技していました。歌もうまいし。
でもね…
やっぱ、あの同性愛の描写は、あれほど入れる必要があったんだろうか?
どうしてもねぇ…生理的に受けつけないんだよなぁ…。
まだ、ご本人がご存命であることがネックなのか、あまりドラマティック
じゃない…総じて薄味なんですよね。
主題は「愛が欲しかった」…わからんでもないですが、ちょっと陳腐です。
一番残念だったのは、タイトル曲「ロケットマン」は少年ではなく、もっと
大人の声で一曲聴かせてほしかった。
というわけで。
2019年米
☆☆
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