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2019年08月09日05:05

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貿易は「お客様は神様」ではなくサプライサイドエコノミクス

■韓国、日本へ事実上の対抗措置 石炭灰の輸入規制強める
(朝日新聞デジタル - 08月08日 21:49)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5741388

まったく以て、哀れにしてオモシロい種族だ。
貿易とは、品目が製品ではなく資本財の場合は
「お客様は神様」ではなく、サプライサイドエコノミクスで供給者主権だ。
例えば、生活用品の日用雑貨などの製品は
デパートでもスーパーでもコンビニでも個人商店でも買える。
供給源が豊富で、選択肢が多いため
どこで買うのかは、消費者の選択に委ねられる。
転じて、サプライサイドは顧客を確保するにも
市場原理に基づき、価格競争・品質競争を強いられるので
必然的にデマンドサイドエコノミクスとなり「お客様は神様」となる。
          ◇
しかし、資源・エネルギーなどの資本財となると
たとえ「気に入らない」とて、おいそれと店を変えることはできない。
このために、それを供給できる販売元にヘゲモニーが移行する。
だからこそ、さしたる産業もなく
地面を掘って出てきたものを売るだけで億万長者になれる中東は
国際政治においても大きな影響力を持つ。
そしてそれ故に、アメリカは自らがすでに産油国となり
もはや中東原油利権には、用がなくなっていながらも
今なおイラン、イラクを牽制するのだ。
最大の産油国サウジと手を組み、これに対抗するイ・イを牽制し
さらにはイスラエルにも与して中東分断を図っている。
OPECの団結と台頭を阻止するためである。
          ◇
かくして、消費財ではなく生産財を売る日本と
消費財ではなく生産財を買う南鮮。
客を選べるのは店主。それに反して、店を選べない客。
この構図の故に、南鮮はホワイトリストからホワイトアウトされ
輸出手続きを基準に戻されただけで、あたふたと大騒ぎしているのではないか。
水産物にしろ石炭灰にしろ、気に入らなければ他の店へ行け。
破滅か存続か、商品でなく国運の選択については自由だ。


「お客さ〜ん。イヤなら他を当たんな。
 うちは他のお客に売るまでだよ」(店主:日本)




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